【レヴォーグ STIスポーツ】高級ホテルにも乗りつけられる、ただし踏みすぎなければ…高橋克典
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トークセッションの口火を切ったのはスバルの中村亜人氏(マーケティング推進部 担当部長)。レヴォーグはすでにスバル車の最多販売台数を担う大黒柱になりつつあると前置きし、「オーナーはスポーツ志向が高く生活のオンとオフを使い分ける自動車リテラシーの高い人たちですが、STIとのコラボによってさらに1段上の質感と走りを追求しました」と開発コンセプトを語った。
これに対し、もともとレガシィが大好きだったという俳優の高橋克典氏は「ゴルフ、トレーニング、家族旅行と車を使うのですが、レヴォーグのパッケージングがいいですね。それでいて、気分転換にスポーツ走行も楽しめ、道具と遊びを見事に両立させている」と評価する。
さらにWRCニュージーランドで新井選手の走りを見たという高橋さん。「新井選手が森の中の直角コーナーを全開で駆け抜ける姿を見て、スバルは海外のファンも多く、チャレンジャーと言うイメージがありました。しかしレヴォーグ STI Sportは、チューニングメーカーが困るくらいの性能でありながら、ホテルや国際会議の会場にも乗っていけるデザインがすごい。ただし踏みすぎなければ……(笑)」と、内装や細部のこだわりにも注目していた。
自身が『アルシオーネSVX』のオーナーだったという高橋智隆さんは、胸ポケットにロボットを連れてのトークとなった。ロボットに「アイサイトって何?」と質問しつつ「やはりアイサイトのテクノロジーには興味があります。そして、テクノロジーをバズらせることのないものづくりの姿勢も重要だと思います。スバルの場合、それが安全性能に繋がっていて、こだわりがファンの心をつかんでいる。同じものづくりをする立場として、参考になります」とコメント。
Pen編集長の安藤さんは「自分はどうしてもディテールにこだわってしまいます。例えば内装の赤いステッチはすごくかっこいいですね。物を選ぶときタイムレス、古びない、飽きないといったことを重視するのですが、そういう質感、作り手の想いが見える車だと思います」と、長く使えるクオリティとデザインへのこだわりを述べた。
STIと言うどちらかというと走り重視のモデルを連想するが、レヴォーグSTI Sportについては、どのゲストもパッケージ、質感、安全性能について気になったようだ。
なお発表会の会場となった東京の代官山T-SITE GARDEN GALLERYでは、7月1日から3日までの間、レヴォーグ STI Sportの展示イベントを開催する。来場者にはドリンクサービス、デザートチケットやオリジナルグッズのプレゼントもある。敷地内の蔦屋書店にも「スバルコーナー」が設置される。
《中尾真二》
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