日産自動車は、コンパクトトールワゴン『キューブ』の一部仕様を向上し、7月1日より販売を開始した。今回の一部仕様向上では、最廉価グレード「15X」に本革巻きステアリングを標準装備し、より上質な室内空間を実現した。15Xの価格は162万円。また、関連会社のオーテックジャパンは、キューブをベースとするライフケアビークル(福祉車両)の仕様を一部向上し、同日より発売する。ベース車同様、「15X」に本革巻きステアリングを標準装備したほか、アンシャンテ「助手席スライドアップシート」には、荷室に載せた車いすを固定する「車いす固定用ゴムネット」を標準装備し、利便性を高めた。