【ホンダ NSX 新型】八郷社長「車がただの道具になってもらっては困る」
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「1990年代から2000年代に入っていく中で、少し車の位置づけが変わってしまった。操る喜び、所有する喜びが薄れてきた。そのため、車を操る喜び、乗る喜びをもう一度やっていかなければいけないと考えた。車がただの道具になってもらっては困る」
こう力説する八郷社長は、このNSXをホンダの操る喜びをわかってくれる人にぜひ買ってもらいたいそうだ。「特に若い人たちに影響力のある人が買ってくれたらいいを思う」と話す。
八郷社長も子供の頃、スーパーカーに憧れ、それがきっかけになって車が好きになった。今回のNSXでも、こうした現象を期待している。そして、スポーツカーに乗りたいという声がユーザーの間で増えてくれば、一般のユーザーでも手が届くスポーツカーの投入も検討していくそうだ。
《山田清志》
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