米国新車販売4.4%減、3か月連続で減少 10月
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米国ビッグ3では、GMが25万8584台を販売し、7か月連続の首位。ただし、前年同月比は1.7%減と、7か月連続で前年実績を下回った。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が、34.7%減の1万6151台と、2か月ぶりに減少。主力の大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、前年同月比3.6%減の4万9768台と、6か月連続で前年実績を下回る。
フォードモーターは18万8813台を販売し、7か月連続の2位。前年同月比は11.7%減と、4か月連続で前年実績を下回る。主力中型セダンの『フュージョン』が、21%減の1万8686台と、4か月連続で減少。主力SUVの『エスケープ』は、4.9%減の2万3505台と、4か月連続で減少した。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』は、0.1%増の6万5542台と、4か月ぶりに前年実績を上回った。
FCA US(旧クライスラーグループ)は、引き続き4位。10月の販売台数は17万6609台で、前年同月比は10.3%減と3か月連続のマイナス。大型ピックアップトラックの『ラム』が、7%増の4万3891台と、2か月連続で増加。クライスラーブランドでは、新型ミニバンの『パシフィカ』が、7758台と良好な立ち上がりが続く。
日本メーカーのビッグ3では、10か月連続で3位のトヨタが、18万6295台を販売。前年同月比は8.7%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、8.5%減の2万9562台と、9か月連続で減少。『カローラ セダン』は9.9%増の2万8516台と、2か月連続で増加する。『RAV4』は2万6429台で、前年同月比は0.7%増と、14か月連続のプラス。
ホンダは日産を上回り、4か月連続の5位。10月は12万6161台にとどまり、前年同月比は4.2%減と、3か月連続で前年実績を下回った。主力車の中では、『アコード』が2万5551台で、前年同月比は8.6%減と4か月連続で減少。『CR‐V』は3万0306台で、前年同月比は12.4%増と、5か月連続のプラス。『シビック』は2.2%増の2万6359台と、2か月ぶりに前年実績を上回る。
日産はホンダを下回り、4か月連続の6位。10月は、11万3520台を販売。前年同月比は2.2%減と、3か月ぶりの前年実績割れ。主力の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が2万0257台を販売。前年同月比は3.3%減と、2か月ぶりに前年実績を下回る。『セントラ』は、5.4%減の1万4168台と、3か月連続で減少。主力SUVの『ローグ』は、2万1179台。改良新型モデルの発表により、前年同月比は15.1%減と、27か月ぶりに前年実績を下回っている。
《森脇稔》
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