満足機能+ブルーレイ搭載! Panasonic ストラーダCN-RX03シリーズ登場 | CAR CARE PLUS

満足機能+ブルーレイ搭載! Panasonic ストラーダCN-RX03シリーズ登場

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満足機能+ブルーレイ搭載! Panasonic ストラーダCN-RX03シリーズ
満足機能+ブルーレイ搭載! Panasonic ストラーダCN-RX03シリーズ 全 18 枚 拡大写真
画面サイズは一般的な7型サイズながら、ブルーレイディスクが楽しめ、新交通情報サービス「VICS WIDE」を活かした渋滞回避機能「スイテルート案内」にも対応したパナソニック『ストラーダ』の最新モデルがCN-RX03シリーズだ。ワイド2DIN/2DINの2モデルをラインナップする。

『ストラーダ』は今年夏に9型大画面を備える「CN-F1D」を発売し、大ヒットモデルとなった。RX03シリーズは、その基本機能を踏襲しながら画面サイズを7型とすることでより身近な価格設定としている。最大の特徴はF1Dと同様、高画質なブルーレイディスクを再生して楽しめることだが、見逃せないのが最新機能を満載した安心と安全のナビゲーション機能だ。

◆最先端の規格『VICS WIDE』対応

カーナビゲーションにVICS機能を搭載しているのはもはや当たり前。しかし、今までのほとんどの機種では渋滞情報を単に表示するだけで、通行止めなどの交通規制には対応するものの、ルート上に渋滞があってもそれを避けて通ることはできなかった。その問題を一気に解決するためにRX03シリーズで採用したのが「VICS WIDE」への対応だ。

これは昨年4月より運用がスタートしたFM VICSの第二世代バージョンとも呼ぶべきサービスで、その機能は大きく分けて、(1)最新の渋滞情報を反映したルート探索(2)よりきめ細かな交通情報提供(3)気象などの特別警報をポップアップ表示(4)大雨のエリアを表示の4点。パナソニックはいち早くRX02シリーズで対応済みとしたが、今回発売されたRX03シリーズでもその対応は引き継がれたというわけだ。

◆『VICS WIDE』のメリットとは?

ではこの機能に対応したことでどんなメリットが生まれたのかを具体的に見ていこう。(1)は、交通情報の中に一般道の旅行時間を含んだことを意味する。つまり、A地点→B地点に移動する所要時間が分かるようになったことで、B地点までの最も早く到着できるルートを見つけられる。今までのVICSでは別売のビーコンユニットを組み合わせる必要があった機能が、この対応によりその必要がなくなったのだ。

交通情報を活かす機能としてその広がりにも期待できるのが(2)だ。今までは道路上の感知器があるところだけが交通状況把握の対象となっていたが、「VICS WIDE」ではそれ以外の道路でも対象になった。その情報はタクシーの走行実績から収集しており、この情報を活かすことで、これまで得られなかった交差点の右左折時の渋滞状況まで把握可能となり、より精度の高い渋滞情報を元にルートガイドできるようになったのだ。この機能は現段階は東京地区のみだが、今後全国へ広がっていく予定だ。

◆独自機能『ステイルート案内』との連携

しかも、ここで得た情報は渋滞回避を可能とするストラーダ独自の「スイテルート案内」と連携しており、より速く快適なルートを案内できる。VICS WIDEは電波であるFM多重放送を使っているため、自宅の駐車場で出発前にその情報が把握可能なわけで、これならドライブの計画も立てやすくなる。

「VICS WIDE」は気象状況にも優れた対応を示す。(3)は気象・津波情報に火山噴火を加えたすべての特別警報(地震を除く)をポップアップ。さらに(4)では豪雨が発生しているエリアをメッシュで情報提供されるため、大雨などの気象情報や水没危険箇所なども事前に把握できるようになる。周囲の様子が分からない初めての場所へ出掛けた際、豪雨に遭遇すればその機能のありがたさを実感できるはずだ。

◆日々の運転をサポートする『安心運転サポート』

RX03シリーズが搭載する『安心運転サポート』の搭載も大きな魅力だ。これは、走行中の制限速度や一時停止、カーブ等の様々な規制をはじめ、ライト点灯や踏切があることなどを音声と画面表示によって知らせるというもの。交通事故の9割以上はヒューマンエラーによるものという状況の中、ここからうっかりミスをなくすだけでも事故発生の低減につながる。

対象としている地域は全国1492都市。たとえば一時停止のある箇所に差し掛かると、画面上に一時停止マークを表示すると共にアラームを鳴らしてそれを告知。制限速度では一般道/有料道での規制速度を表示し、その速度を著しく超えたときは画面上に制限速度を表示しながら「速度超過です!」と警告する。さらに曜日・時間帯・車種に合わせた指定方向外進行禁止の補助看板にも対応しており、この機能も特に初めて訪れた地域でこのサポートのありがたさを実感できるだろう。

◆より使いやすく!自分好みに設定出来る『ストラーダチューン』

RX03シリーズはユーザーが使いやすく扱えるよう、各種設定を自在にカスタマイズできるのも見逃せない。それが『ストラーダチューン』だ。カーナビを使っているとルートの選び方やガイドの方法など、ユーザーによって好みは様々。そこでこの機能では「ルート」「ガイダンス」「マップ」「VICS」の4項目できめ細かく設定ができるようになっているのだ。

「ルート」チューンはルート探索の条件を詳細に設定できる機能。たとえば狭い道が苦手なら広い道を優先し、早く目的地へ到着したければ有料道路を優先する。「ガイド」チューンでは、音声案内や道路標識表示の頻度を自分のペースに合わせて設定が可能。「マップ」チューンはユーザーが最も見やすい地図の表示設定ができ、「VICS」チューンではその情報の表示方法を変えられる。まさにカーナビの使いこなしをユーザー目線で考えているパナソニックならではの機能と言っていいだろう。

◆スマホアプリとの連携で使いやすさアップ!

カーナビゲーションで目的地検索は必ず行う作業も、RX03シリーズなら音声認識機能を使って簡単に探し出せる。あらかじめ、マホに専用アプリ「DriveP@ss」をインストールし、本機とスマホをBluetooth接続したら、後はスマホかRX03シリーズに組み合わせるマイクに向かって話しかけるだけ。「近所のコンビニ」「腹減った」「ガソリン入れたい」と、まるで助手席の人に頼むかのように話しかければいい。すると数秒後には本機の画面上にその候補リストが表示される。

住所や電話番号のダイレクト入力にも対応できる他、「10分で行けるスーパー」「2000円以内のイタリアン」といった条件を指定してもOKだ。しかも、スマホの通信回線を介してサーバーに接続するため探し出された結果は最新データに基づく。オープンして間もない店舗情報などにも対応できるってわけだ。

RX03シリーズの画面サイズは7インチと、上位機のF1Dに比べると画面サイズの小ささが気になるかも知れない。でも裏返せば、コンソール内にジャストインできるのは本機ならではの魅力でもある。そして、何よりもF1Dに遜色ない高機能を身近な価格を実現できていることもポイントだ。安心・安全をより身近に感じられるカーナビとしてオススメできる一台であると言えるだろう。

《会田肇》

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