カーナビ所有者のスマホとの連携使用は2割…「カーナビの利用」に関する調査結果を発表
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調査結果によると、カーナビの所有率は、全体の6割弱、自動車所有者の約75%。主に利用するカーナビのタイプは「一体型/2DIN」が42.3%、「インダッシュ」が3.7%、「ポータブル、オンダッシュ」が5.6%だった。
カーナビのメーカー・ブランドは、「サイバーナビ、楽ナビなど(カロッツェリア・パイオニア)」が5.9%、「ゴリラ(パナソニック)」「ストラーダ(パナソニック)」「イクリプス AVNシリーズなど(富士通テン)」が3~4%。「純正カーナビ」は54.9%だった。
ルート案内以外にカーナビでよく利用する機能・サービスは、「施設・観光地などの検索機能」「音楽の録音・再生、編集、動画のダウンロード」「テレビ鑑賞」「VICS」「後方確認カメラ」が2~3割。過去調査と比べて、「施設・観光地などの検索機能」「VICS」が減少傾向にある。一体型/2DINでは「音楽の録音・再生、編集、動画のダウンロード」、ポータブル、オンダッシュタイプでは「ルート案内以外はほとんど使用していない」の比率が高くなっている。
カーナビとスマートフォンを連携して利用している人はカーナビ所有者の2割、「スマートフォン内の音楽をカーナビで再生する」「スマートフォンのハンズフリー通話」が各1割。アルパインやクラリオンでは、「スマートフォン内の音楽をカーナビで再生する」が各4割で他より高くなっている。また、カーナビ画面でスマートフォンの機能を利用する「CarPlay」や「AndroidAuto」の利用率は、「ほぼ毎回」「時々」を合わせて4.6%となっている。
自動車所有者のカーナビ利用意向は64.0%、カーナビ所有者では70%台、カーナビ非所有者では3割弱。カーナビ利用意向者に、カーナビ購入時の重視点を聞いたところ、「操作が簡単」「価格が手頃」が6割前後、「画面がきれい、みやすい」「大きさ」「メーカー、ブランド」が3~4割となってる。「操作が簡単」は女性が男性を約13ポイント上回り、女性30代以上で比率が高くなっている。ポータブル、オンダッシュタイプ主利用者では、「価格が手頃」「大きさ」「取付けの手間が不要」が他の層より比率が高くなっている。
自動車所有者のうち、スマートフォンやタブレットのカーナビアプリ利用者は4割弱。インダッシュタイプ主利用者では5割強、カーナビ非所有者では3割強。カーナビアプリを毎回・時々利用する人の合計は2割強となっている。
カーナビとスマホの連携、音楽再生やハンズフリー通話の利用が各1割…マイボイスコム調べ
《纐纈敏也@DAYS》
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