カロッツェリアが新型ナビを発表! 『サイバーナビ』2017年モデルの魅力とは?
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◆ラインナップは3系統、計22機種
カロッツェリアの『サイバーナビ』2017年モデルが、満を持してその姿を現した。製品ラインナップは3系統。ハイグレードモデル、エントリーモデル、そして車種専用10V型ディスプレイモデル、以上で構成されている。
汎用ハイグレードモデルには、8V型ワイドXGAモニター搭載の『LS(ラージサイズ)メインユニットタイプ』、7V型ワイドVGAモニター搭載の『200mmワイドメインユニットタイプ』、同モニター搭載の『2Dメインユニットタイプ』の3種があり、それぞれ、「マルチドライブアシストユニット(以下、MAユニット)」を同梱する、しないで2機種ずつが設定されている。
車種専用10V型ディスプレイモデルは、8月1日に先行発表されていた『日産セレナ専用モデル』の他に、トヨタ・アルファード、ヴェルファイア、ヴォクシー、ノア、エスクァイア、ホンダ・ステップワゴンにそれぞれ専用となる、計14機種(各車用それぞれに「MAユニット」の同梱、否同梱モデルがある)が用意された。
◆“ハイレゾ音源”に対応するとともに、“チューニング機能”が格段に進化!
さて、『サイバーナビ』2017年モデルの最注目ポイントは、「ハイレゾ音源再生に対応し、サイバーナビ史上最高の高音質再生が実現されていること」である。カーAV機器において、今急速に“ハイレゾ対応”が進んでいるが、『サイバーナビ』もその流れに遅れることなく、いよいよこれに初対応。対応の度合いも万全で、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源についてはネイティブ再生でき、それ以上のスペックのハイレゾ音源も再生可能だ。
また、CD音源などの可聴帯域内に存在する量子化ノイズを除去、さらには可聴帯域以上の音楽信号を復元させることで再生周波数帯域をハイレゾ音源に近づける「マスターサウンドリバイブ」機能も搭載。CD音源や圧縮音源の、より原音に忠実な再生も可能としている。
その上で今年の『サイバーナビ』には、それらの恩恵を最大限満喫できるようにするためのスペシャリティが付加された。それは、“高性能なサウンドチューニング機能”、である。
カロッツェリアと言えば、ハイエンドカーオーディオシリーズ『カロッツェリアX』を擁していて、これまでの『サイバーナビ』にもそのDNAが注入され続けてきたのだが、今回は遂に主要チューニング機能において、それに勝るとも劣らない性能が与えられるに至っている。「イコライザー」は“チャンネル間独立31バンド”となり(従来モデルでは左右共通13バンド)、「タイムアライメント」では、0.35cmステップ(従来機では2.5cmステップ)という詳細な設定が可能となった。
さらには、「フルタイム52bit高性能トリプルコア浮動小数点DSP」や、S/N比-123dBというバーブラウン社製「32bitアドバンスド・セグメント方式電流出力型D/Aコンバーター」などの高音質パーツも惜しみなく投入。トータルの高音質性能は、AV一体型ナビの水準から、“ハイエンドカーオーディオ”レベルに達している。
◆車種専用モデルには、スペシャルチューニングデータも搭載
車種専用10V型ディスプレイモデルでは、同様に“ハイレゾ音源”対応が果たされるとともに、車種専用「高音質エキスパートチューニングデータ」が搭載されている。カロッツェリアのオーディオ開発部門のエキスパートチューニングチームが試聴を繰り返して調整したデータによりユーザーは、ハイエンドカーオーディオに迫るサウンドクオリティを、クルマを手にした瞬間から楽しめる。なお同チューニングデータでは、「カロッツェリア推奨スピーカーシステム」と「純正スピーカーシステム」との切り換えが可能で、さらには「運転席重視」と「全席重視」との使い分けもできる。実用性高く仕上げられている。
また、ハイグレードモデル、車種専用10V型ディスプレイモデルともに、『サイバーナビ』ならではのエンターテインメント機能である「ミュージッククルーズチャンネル」にも対応する。こちらにも新機能が追加され、楽しさの幅がさらに拡充されている。
なお、『サイバーナビ』といえば、圧倒的な自車位置精度の高さや、時間・距離・料金・効率までも考慮する「スーパールート探索」への対応、「マルチドライブアシストユニット」との連携でドライブ中から駐車中までの安心・安全がサポートされること等々が自慢だが、それらはもちろん、新製品でも利点がキープされたままだ。
当日の発表会会場にはデモカーも用意され、多くの参加者がハイレベルなサウンドを実体験し、『サイバーナビ』2017年モデルの実力を確認した。
各機の価格はすぺてオープン、発売開始時期は9月中が予定されている。
カロッツェリアが、エンタメ機能が大幅進化した『サイバーナビ』2017年モデルを初公開!
《レスポンス編集部》
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