【意識調査】3人に1人が「カー用品をネットで購入」…アフターマーケット動向 | CAR CARE PLUS

【意識調査】3人に1人が「カー用品をネットで購入」…アフターマーケット動向

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現代人にとって、もはや無くてはならない存在の「ネットショッピング」
現代人にとって、もはや無くてはならない存在の「ネットショッピング」 全 4 枚 拡大写真
アマゾン、楽天、ヤフーショッピングなどなど、ネットショッピングは、現代人にとってもはや無くてはならない存在だ。クルマ好きの読者の中にも、ネットショッピングを利用してカー用品を購入した経験がある人も少なくないだろう。では、一体どれぐらいの人が利用していて、どんなものを購入しているのだろう? 気になるところだ。

GfKジャパン(東京都中野区)は、全国のドライバー11,901名に対し、カー用品※のインターネット購入に関する調査を実施し、その結果について発表した。

◆インターネットでのカー用品の購入経験と頻度

まず、1年以内のカー用品購入について尋ねたところ、84%のドライバーに購入経験があった。店頭で購入したことのある人が82%(男性84%、女性72%)、インターネットが29%(男性33%、女性12%)という結果だった(図1)。インターネットで購入した人の6割はインターネット購入の頻度が増えたと回答していて、今後も拡大が見込まれる。

図1.1年以内のカー用品の購入経験
◆インターネット購入時の価格比較

続いて、1年以内にインターネットで購入した人へ、価格比較の実施について聞いたところ、「頻繁に比較する」が42%「たまに比較する」が45%で、合わせて87%が購入時に価格比較を行っていた。価格比較する人の比較対象先を見てみると、「他ウェブサイトの価格」が44%、「価格比較サイトの価格」が34%、「店頭価格」が21%と、インターネット上の情報同士を比較することが主流であることが明らかになった(図2)。年代別では、若年層は「他ウェブサイトの価格」や「店頭価格」、シニア層は「価格比較サイトの価格」で価格を比較する傾向にあった。

図2. インターネット購入時(1年以内)の価格比較対象
◆カー用品別インターネット購入経験

さらに、1年以内のインターネットでの購入者へ、過去(5年)にどのようなカー用品をインターネットで購入したことがあるかを尋ねた。最も割合が高かったのは「タイヤ・ホイール」で35%、次いで「バッテリー」、「ライト・ランプ」、「ドライブレコーダー」となった(図3)。タイヤのように単価が高く定期的な交換が必要なものや、バッテリーといった購入製品のスペックやモデルが特定されているものは、価格比較を含めてインターネット購入の対象になりやすいようだ。また、ドライブレコーダーやレーダー探知機は、ドライバー全体から見た際の保有率が3割未満であることを考えると、インターネットで購入されやすい製品といえる。充電ケーブルやシガーソケットチャージャーなどのアクセサリ類も、豊富な品ぞろえが魅力となっていると考えられる。

図3. 5年以内にインターネットで購入したことがあるカー用品
※タイヤ・ホイール、エンジンオイルやフィルター、バッテリー、カーナビなどのカーエレクトロニクス、カーアクセサリ、カーパーツ、洗車・メンテナンス用品などの物品購入。オークション等を介した中古品購入、車検や洗車等のサービス予約は除く。


◆「カー用品インターネット購入実態調査」概要

■ 調査期間: 2017年3月27日~4月9日 (計14日間)
■ 調査対象: 自動車保有者 11,901名(ノンウェイト集計)
■ 調査方法: インターネット調査 
■ 調査内容: 1年以内のカー用品購入状況(店頭/インターネット、購入店)、インターネットにおける購買行動(利用端末、購入回数・金額、購入後の取付場所)、ECサイト(購入したウェブサイト、そのうちもっとも魅力的と感じるウェブサイト・その理由)、インターネット購入時の価格比較有無・比較対象、インターネットで購入したカー用品(品目別)等

《カーケアプラス編集部》

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