【自動車豆知識】知っておきたいエアコンフィルターのお話
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◆車内の空気をクリーンに保つエアコンフィルターとは?
近年はほとんどのクルマに装着されているこのパーツ。チリやホコリなどをキャッチしてエアコンからの送風をクリーンにしてくれる隠れた重要パーツなのだ。
しかしエアコンフィルターは使用すると徐々に汚れがたまっていくので定期的な交換が必要なパーツ。「しばらく交換していなかったかな」と思ったら即交換だ。交換の目安としては1年または1万5000km走行程度。常にフレッシュなエアコンフィルターを用いて車内環境をクリーンに保とう。
◆世界的フィルターメーカーの高性能エアコンフィルターに注目定期交換が求められるエアコンフィルター、交換するなら高性能なタイプを選びたい。今回注目したのはドイツのマン・ウント・フンメル社のエアコンフィルターだ。同社はフィルター製造の分野では75年もの歴史を誇る名門、世界各国の自動車メーカーに採用され、数多くのOEM供給を行っている実績あるメーカーだ。
今回は、そんなマン・ウント・フンメル社がアフターマーケット用に用意するMANN-FILTERブランドの「フレシャスプラス」に注目した。「フレシャスプラス」は2011年よりドイツ車用のラインナップから販売を開始し、欧州車をメインに幅広い車種をカバーする。また2017年からは国産車用のラインナップの販売も始め、欧州車・国産車ともに適合車種を拡充している。同社が長年積み重ねてきたフィルター設計のノウハウが込められた高性能エアコンフィルターである「フレシャスプラス」には車内をクリーンに保つ数々の魅力が備わっているので紹介したい。
◆PM2.5のブロックや抗菌・抗カビ、アレルゲン抑制にも効果を発揮市販されているエアコンフィルターにはホコリなどをブロックする機能や臭いを除去する機能が備わっている。そんな中、高性能エアコンフィルター「フレシャスプラス」には従来のタイプが持つベーシックなフィルターの機能に加えて、さらにハイレベルな性能を備えているのが特徴。
その一つが、一般的なエアコンフィルターでは除去することのできないPM2.5(2.5μm以下の微細粒子)のブロックだ。高いろ過性能を備える「フレシャスプラス」なら2.5μmのダストは、ほぼ100%除去できるのだ。また抗菌効果までを備えている点にも注目。菌やカビの繁殖を抑制する性能を併せ持つのもこのフィルターの特徴だ。さらにダニなどのアレルゲン抑制にも効果を発揮するのも魅力。安心感の高さも段違いのエアコンフィルターと言えるだろう。
またエアコンフィルターの基本機能の一つである脱臭性能が群を抜いて優れているのも「フレシャスプラス」の特徴。業界最高レベルの高性能活性炭量(350g/平方メートル)を使用することで、高い脱臭力を誇り、排ガスなどの臭いを吸着する能力に特に優れている点も大きな魅力だ。
そんな高性能ぶりを発揮する「フレシャスプラス」、その秘密について少し紹介しておこう。同タイプの最大の特徴は3層フィルター(除じん層/活性炭層/ポリフェノール層)の採用で、強力に車内の空気をきれいにする点にある。除じん層はちりやほこりのキャッチはもちろん、PM2.5のブロックも可能にする強力な性能を誇る。活性炭層は高性能活性炭により脱臭効果を高めた。そしてポリフェノール層はスギ花粉やダニなどのアレルゲンを抑制する効果のある層だ。これらを積層することで高性能エアコンフィルターは作られているのだ。
◆エアコンフィルター交換でクリーンな空気を体感してみた今回、実際にホンダ・ステップワゴンのエアコンフィルターを「フレシャスプラス」に交換してみた。このクルマの場合、エアコンフィルターはグローブボックスの裏側に設置されている。ネジ4本とクリップで固定されているグローブボックスを外せばアコンフィルターのケースが現れるので、古いエアコンフィルターを取り出して交換。作業はいたって簡単、プラスドライバーさえあれば交換可能だ。要した時間は約15分だった。
交換作業を行って驚いたのは古いエアコンフィルターの汚れ。フィルター表面にはホコリや花粉などがびっしり付着、部分的にはフィルター表面の色が変わるほどの汚れぶりだった。この汚れから菌が発生することを想像すると……、やはり定期交換が必須なのだと強く感じたのだった。
「フレシャスプラス」に交換後ドライブに出かけたところ、送風口からの風はクリーンそのもの、爽やかな風が吹き出し口から送り出され、トラックの後ろを走っても排ガス臭さを感じることなく快適だった。
このように交換の効果が体感できるエアコンフィルター。普段は目にすることのないパーツなので忘れられがちだが、1年または1万5000km走行を目安に定期的な交換がオススメだ。交換には高性能エアコンフィルター「フレシャスプラス」を用いることで車内をより一層クリーンな空間にすることができるのでぜひ試してみよう。
高性能エアコンフィルターを導入してPM2.5のキャッチや抗菌・脱臭性能をアップ
《土田康弘》
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