ひと味違うアウトドアのカタチ…「車泊(くるまはく)」とは?
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11月1日(水)から、熊本県・長崎県の7地域で「車泊(くるまはく)」サービスが始まった。これは、九州周遊観光活性化コンソーシアムが 総務省「IoTサービス創出支援事業」の委託を受けて、新しい旅のカタチを提案するものだ。
◆ただの車中泊ではない「車泊(くるまはく)」とは?
車泊は、普通車やキャンピングカーを使って車中泊をしながら、家電製品などを使って楽しむことができる新しいアウトドアのカタチだ。
事前にインターネットで利用予約をし、あとは現地の給電制御装置に予約QRコードをかざすだけで、屋外で電気が利用できる。屋外で電気が使えるので、電気ストーブで暖をとりながら「ホットプレートで焼肉や鍋料理」といった、ひと味違うアウトドアライフが楽しめるという。車に泊まって、地域観光やアクティビティーなどを楽しめる「TABICA」と連携したコンテンツも利用できる。
アウトドアには興味があるけど、「不便なのはちょっと、、、」「ひと味違った楽しみを見つけたい」といった、ちょっとワガママな悩みをお持ちの読者にもピッタリなサービスだ。九州に旅行の際には、ぜひ試してみて欲しい。
■車泊サービスの概要
車泊は、九州各地の観光振興を目的として、不稼働時間帯の駐車場や未活用の遊休地に車中泊が可能になるルール整備と、無人運用が可能な電源提供型の駐車管理システムを導入する実証事業。 昨今のインバウンド対策として民泊が法律もできて推進されてきているが、新しい旅のカタチ「車泊」を総務省から委託を受けて推進する。
人口減少が進み東京一極集中や、政令指定都市に人口集中が進む中、地方には魅力的な観光スポットや文化・歴史、人や自然・温泉などがたくさんあり、民泊などでその地域の宿に泊まるのも良いし、新しい旅のカタチとして車泊するのもなお良いとし、地域滞在の選択肢・機会を増やして、地域を元気にしたいという考えだ。
また、周遊観光客が、安心安全に車泊ができるスペースをシェアサービスによって、有料提供し、滞在観光で消費を促す仕組みやコンテンツを創り、車泊利用による売上だけでなく、滞在時間を増やすことで滞在消費(温泉や食事、お土産など)を促すことにより、地域の活性化(コト消費モデル)を目指す。
■実証地域
・熊本県
道の駅「きくすい」/熊本県玉名郡和水町江田455
はな阿蘇美/熊本県阿蘇市小里781
道の駅「あそ望の郷くぎの」/熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石2807番地
道の駅「子守唄の里 五木」/熊本県球磨郡五木村甲2672番地の54
道の駅「錦」/熊本県球磨郡錦町大字一武1544番地1
・長崎県
川棚「くじゃく荘」/長崎県東彼杵郡川棚町小串郷272
島原城/長崎県島原市城内1-1183-1
■利用方法
■実施団体名
九州周遊観光活性化コンソーシアム
トラストパーク株式会社、 熊本県阿蘇市役所、 熊本県南阿蘇村役場、 熊本県和水町役場、 熊本県五木村役場、 熊本県錦町役場、 長崎県島原市役所、 長崎県川棚町役場、 特定非営利活動法人 価値創造プラットフォーム、 九電テクノシステムズ株式会社、 株式会社イー・フォレスト、 軒先株式会社、 株式会社ガイアックス、 株式会社notteco、 株式会社RVトラスト、 株式会社よかネット、 長崎国際大学 国際観光学科 尾場研究室、 くるま旅クラブ株式会社、 一般社団法人日本RV協会、 九州・沖縄「道の駅」連絡会事務局
《カーケアプラス編集部》
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