レンタカーの新しいカタチ「エブリ・ゴー」開始…基本料金8時間3780円より
ニュース
ビジネス
都市部でクルマ離れが進む中、ホンダはその抑制とファン拡大を目的としたレンタカーサービスの実証事業「Honda Carsスムーズレンタカー」を2013年11月より東京地区にて展開してきた。今回、レンタカーに、カーシェアリングの利便性を組み合わせたこのサービスを発展させ、新ブランド「エブリ・ゴー」として新たに横浜地区、大阪地区にも拡大して展開する。
エブリ・ゴーは、長時間の利用が前提のレンタカーでありながら、好きなときにウェブサイトでクルマを予約し、無人のステーションから借り出せるという、カーシェアリングの利便性を組み合わせた新スタイルのレンタカーサービス。利用時間を8時間の長時間設定としながら、基本料金を抑えることで、ホンダ車を気軽にじっくりと体感できる。
車種ラインアップは『フィット』や『フリード』、新型『N-BOX』など、装備の充実した上級グレードを中心に用意。さらに先進安全運転支援機能「ホンダ センシング」搭載車も導入する。8時間の基本料金はN-BOXなど軽自動車が3780円、フィットなどコンパクトカーが4780円、フリードなどミニバン・SUVが5780円。延長料金は15分毎75円。これに1kmあたり15円の距離料金が加わる。事前の会員登録が必要となるが月額料金は無料。
またエブリ・ゴーでは、ICカード運転免許証を会員証の代わりに活用。専用会員カードが不要な上、予約したクルマに搭載された機器にICカード運転免許証をタッチするだけで解錠できる。
ホンダは今後、地区内のHonda Cars店やコインパーキングなどに無人ステーションを設置することで、より多くの人が気軽に利用できる環境づくりを進めていく。
ホンダ、新スタイルのレンタカーサービス「エブリ・ゴー」を開始…基本料金8時間3780円より
《纐纈敏也@DAYS》
この記事の写真
/