【イベント情報】“リサイクル業者”がシトロエンHトラックを“レストア”、そのワケとは? | CAR CARE PLUS

【イベント情報】“リサイクル業者”がシトロエンHトラックを“レストア”、そのワケとは?

イベント イベント情報
コンビカラーのHトラック。ブースの裏にあっても存在感十分。
コンビカラーのHトラック。ブースの裏にあっても存在感十分。 全 4 枚 拡大写真
エコプロの会場である東京ビッグサイトの東ホールでは、休憩ができるスペースも設けられている。そこには飲み物や軽食を提供する出店もあり、今回はびっくりドンキーも東ホール内にレストランを出展するなど、本格的な食事をするためのエリアもあった。そんな中、一際存在感を放っていたのが、個性的なシトロエン『Hトラック』を改装したオシャレな移動販売車「くぬぎの森カフェ」だ。

これは埼玉県所沢市でリサイクル業を営む石坂産業が出展しているもの。なぜリサイクル業者がカフェを? と思い取材してみると、そこには深ーい理由が存在したのであった。

石坂産業は分別分級の徹底追及によりゴミの減量化・再資源化率95%を達成しているリサイクル業者。そうした環境保全に対する思いから、本社の周囲の広大な敷地を使って里山環境教育を展開するフィールド「三富今昔村」を開設している。そこでは農業体験や野草を摘んで食事を楽しんだり、豊かな緑の中で遊んだり、散策したりを楽しむことができるようになっている。

そんな三富今昔村の宣伝活動のため、所沢周辺のイベントなどに出店しているのが、今回エコプロに登場したHトラックなのだ。カフェとして飲み物を提供するだけでなく、スープやフォカッチャなどもメニューにそろう。このスープの材料は、三富今昔村で土壌からこだわる石坂ファームで栽培されたもの。

キレイにレストアされたHトラックはオシャレなだけでなく、環境を考えた企業が作った新鮮な野菜をオシャレに提供するために用意されたものだったのである。

リサイクル業者がシトロエンHトラックのオシャレな移動販売車を出展した訳…エコプロ2017

《高根英幸》

この記事の写真

/

特集