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レース写真家を今年一番“アツく”させた瞬間とは

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JRPAアワード2017 大賞は横浜ゴム(イメージ)
JRPAアワード2017 大賞は横浜ゴム(イメージ) 全 3 枚 拡大写真
日本レース写真家協会(JRPA)は「その年一番のフォトジェニック」を選ぶ「JRPAアワード2017」を決定。大賞に「横浜ゴム」、特別賞に「ハルク・プロ」を選出した。

JRPAアワードは、記録や戦績だけではなく、レーススタイルや立ち振る舞いが魅力的で、常に話題や撮影機会を提供し得る存在であり、いかにカメラマンを「アツく」してくれるかという視点で選出。JRPA会員62名の投票により決定する。

大賞の横浜ゴムについては、全日本スーパーフォーミュラ選手権や全日本F3選手権、スーパー耐久へのワンメイクタイヤ供給、さらにSUPER GTではGT300クラスでGOODSMILE RACING & Team UKYOがチャンピオンを獲得したのをはじめ、WTCC世界ツーリングカー選手権、第64回マカオグランプリなどでもタイヤ供給を行い、多くのシャッターチャンスを提供してくれた点を高く評価した。

特別賞のハルク・プロは、長く全日本ロードレースに参戦し、小中排気量クラスから始まって数々のチャンピオンを獲得、鈴鹿8耐も制覇したが、国内最高峰である全日本JSBクラスで勝利することができなかった。しかし今年、高橋巧選手がJSBチャンピオンを獲得。長きにわたって数々のシャッターチャンスを提供してくれたことを選考理由に挙げた。

また、今年はJRPAアワードに「栄誉賞」を特別設定し、佐藤琢磨選手を選出した。佐藤琢磨選手は日本人初のインディ500優勝を達成し、モータースポーツの歴史にその名を刻むとともに、内閣総理大臣顕彰を授与されるなど、日本におけるモータースポーツの地位向上にも貢献。一方でフォトグラファーの取材に対しても紳士的であり、サーキットでは常にフォトグラファーの存在を意識し、数々のシャッターチャンスを提供。今回、インディ500優勝という偉業達成と、長年に渡る協力への感謝として、栄誉賞を授与した。

レース写真家が選ぶJRPAアワード…大賞は横浜ゴム、佐藤琢磨に栄誉賞

《纐纈敏也@DAYS》

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