【働くクルマ】寒い日の安全運転を影で支える「電動式凍結防止剤散布車」という冬の助っ人
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通常の凍結防止剤散布車は、ポンプなどを動かすために動力エンジンを持っているか、大型車の出力アウトプットから動力をもらう。いずれにせよ、車両自体が大型でパワーにも余力が必要だ。2t車や4t車に搭載・架装可能なユニットは存在するが、同社が参考展示していたのは、車載のバッテリーで駆動できるという凍結防止剤散布車だ。
車両は2tクラスのため準中型車免許で運転することができる。人手不足の地方自治体ではありがたいはずだ。電動のため音も静かでメンテナンスもエンジン式よりは楽になる。動力が車載バッテリーなので、架装する車両の幅も広がる。
また、同社はさらに小型の手押し式の散布車も展示していた。散布車というより見た目は猫車(一輪車)風だ。手元のレバーで薬剤の散布量を調整できる。
電動式凍結防止剤散布車の利便性…ゆきみらい2018 in 富山
《中尾真二》
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