本気度MAX! カーオーナーの想いとこだわりが華ひらく、約1000台の「痛車」たち
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痛車とは、自動車の車体にアニメや漫画などの登場人物をラッピングした車のこと。当然、痛車のオーナーはそのキャラクターのことが大好きだ。「自分の好きなキャラクターを世の中に広めたい」という想いから、痛車を制作するオーナーも多い。「お台場痛車天国」はそのような会場なので、取材中にオーナーの作品愛を感じられるのが楽しい。
京都から訪れたあるオーナーは、最近まで放送されていた新作アニメのキャラクターをラッピングして参加していた。オーナーに話を伺うと、アニメの放送を見て魅力を感じ、どうしても痛車を作りたくなったそうだ。そして今日のイベントのために急きょ痛車制作を開始し、「数日前に完成した」と語っていた。実はこのオーナー、すでに1台痛車を持っていたのだが、今回はどうしても新しい痛車で参加したかったとのこと。
また、別のオーナーはキャラクターをラッピングした愛車でアニメの舞台となっている土地を旅行することが趣味と言う。「聖地巡礼」と呼ばれるこの行動は多くの痛車オーナーが行っており、旅先で痛車のオーナー同士が仲良くなれるきっかけにもなっているそうだ。
今年のお台場痛車天国は、例年より外国人の姿が多かったのが印象的だった。彼らのなかには日本の文化「痛車」を世界に広めるため、小型カメラを片手に会場をレポートして周っている人もいた。
お台場痛車天国は毎年開催されている。来年の開催日は未定だが、興味のある読者は訪れてみては?
お台場痛車天国2018、アニメキャラクターで装飾された1000台の痛車がずらり!
《佐藤隆博》
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