【イベントレポート】新たなクルマの祭典“筑フェス”を開催!
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イベントレポート
惜しまれつつも昨年限りで31年の歴史に幕を下ろした『オールドナウ・カーフェスティバル』の流れを組む新イベントとなった筑フェス。オールドカーのオーナーや家族連れなど、来場者たちは快晴に恵まれた子供の日を楽しんだ。
レースとして「フェラーリカップ」「JAF筑波スーパーFJ選手権第2戦」「ロードスター・パーティレース III」「JAF筑波サーキットトライアル選手権第2戦」を行なったほか、名車によるサーキットランやパレードランも実施。フェラーリがエキゾーストノートを響かせ、一方でロータスの『ヨーロッパスペシャル』や『エスプリ』がずらりと並ぶ。イベント名称こそ変わったが子どもの日恒例となった筑波サーキットの風景だ。来場者たちは気に入った車種の前で記念撮影をしたり、細部を観察する。
共同開催イベントとして自動車総合ニュースメディア『レスポンス』もファン感謝デーイベントを行った。昨年まで3年連続でブース出展をしていたが、今回はよりパワーアップ。
Super Car Club Japanおよび日本スーパーカー協会によるスーパーカーショー、陸上自衛隊の『七十三式小型トラック』の展示とミニ制服試着体験、スバルのプリクラッシュブレーキ体験、スポーツ電気自動車(EV)の『トミーカイラZZ』同乗走行などを企画した。18歳以下は入場無料の筑フェス。スーパーカーショーでは子供限定の同乗試乗も行い、マセラティやランボルギーニの助手席で子供たちが目を輝かせていた。
またブース前にはテスラモーターズジャパンのクロスオーバーSUV『モデルX』を用意して特徴的なファルコンウィングドアを開閉すると、老若男女問わずに足を止めていく姿が見られた。対照的に飾られた英国の名車『モーガン 4/4』も注目を集めていた。
前身のオールドナウ・カーフェスティバルから親しんできたというベテランドライバーは、「新しいカーフェスとして、また歴史が作っていけたらいいね」と喜びを隠さずハンドルを握っていた。懐かしさと新鮮さが融合した筑フェスは来年も5月5日に開催予定だ。
【筑フェス】筑波サーキットで新イベント開催…レスポンスファン感謝デーも
《五味渕 秀行》
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