【気になるクルマ】軽くて速い! ポルシェ 911 「スピードスターコンセプト」… 市販の可能性も?
特集記事
トピック
同車は、現行「911」シリーズに追加される可能性のある「スピードスター」を示唆したコンセプトカー。外観は、傾斜を強めたフロントウインドウと短いウインドウフレーム、これに合わせて短縮されたサイドウインドウなどが特徴。フロントシート後方では、1988年の「911スピードスター」以来の伝統、「ダブルバブル」のカーボンファイバー製リアカバーが、ロールオーバープロテクション構造を覆うデザインを採用する。
911スピードスターコンセプトには、ソフトトップの代わりに軽量トノカバーを装備。駐車時に車内を雨から守るこのカバーは、8個のファスナーで取り付ける。フルバケットシートはカーボンファイバー製。ナビゲーションシステムやオーディオ、エアコンは未装備となり、軽量化を追求する。
ワイドボディは「911 カレラ4カブリオレ」がベース。フェンダーやフロントフード、リアカバーには、軽量なカーボンファイバー複合素材を使用する。シャシーは「911 GT3」がベース。21インチホイールはハイグロスポリッシュ仕上げ。チタン製エグゾーストシステムも採用する。トランスミッションは6速MT。水平対向6気筒ガソリンエンジンは、最大出力500psを引き出す。
ポルシェは、911スピードスターコンセプトの市販化を進めるかどうかの判断は、今後数か月以内に下す予定、としている。
ポルシェ 911 にスピードスターコンセプト、軽量ボディに500ps…市販の可能性も
《森脇稔》
この記事の写真
/