アルプス山頂3050mにランドローバー!? その理由は…
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ジャガー・ランドローバーは、「007」シリーズと協力関係にある。2012年に公開された『007スカイフォール』では、オープニングシーンにおいて、エージェントのイヴが運転する車両に、『ディフェンダー110ダブルキャブ・ピックアップ』が起用された。
また、2015年に公開された24作目の『007スペクター』でも、パートナーシップを継続。ランドローバー史上、最も速くパワフルな『レンジローバースポーツSVR』をはじめ、コンセプトカーのジャガー『C-X75』、オフローダーの『ディフェンダー・ビッグフット』の合計3台が、作品に登場している。
今回、オーストリアアルプスのガイスラッハコーゲル山頂(標高3050m)に、007シリーズで世界的に有名な秘密エージェントのテーマ施設、007エレメンツが開業。『スペクター』の劇中、ホフラー・クリニックとして使用された「アイスQ」レストランの隣に位置する。
007エレメンツでは、007シリーズに登場するジャガー・ランドローバーの車両を、来場者の動きに合わせてディスプレイの表示内容が変化するインタラクティブディスプレイで展示。さらに、人工知能(AI)システムや、初の市販EVのジャガー『I-PACE』の電動パワートレーンなどを展示している。
開業式典には、『スペクター』『スカイフォール』に出演した女優のナオミ・ハリスが参加し、テープカットセレモニーを実施。なお、007エレメンツの入場料は大人22ユーロ、子ども12ユーロ、としている。
《森脇稔》
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