
今回は、普段工場に預けたクルマが整備・修理される現場を、スタンプラリー形式で巡り体験できる「工場体験ツアー」が企画された。イベントの模様をレポートする。

まず、店内ショールームに入ると、そこには職人の手によって磨かれ、コーティングが施されたスーパーカー「フェラーリ458スパイダー」が鎮座する。同社で行われるコーティングにおける磨き作業の工程手順や技術が披露された。普段間近で見ることのないスーパーカーと記念撮影するなど、来場した子供たちのテンションも上がる。


次は、整備のプロが日常点検のポイントなどを伝授してくれる「整備コーナー」。タイヤの空気圧点検と充填方法などが体験できるこのコーナー。子供たちにとってはとても新鮮な様子だ。また、実車を前にして、普段なかなかクルマのプロに聞くことができない質問も飛び交う。

となりの「板金コーナー」では、専用工具を使ってクルマのパーツの脱着体験ができるというだけあって、こちらも大人気だ。


さらには「塗装コーナー」も用意される。クルマの板金塗装作業で使用される塗装ブース内で、スプレーガンを使いエンブレムの塗装が体験できるこのコーナーは、大人も興味津々であった。


◆本物のレッカー車を体験!
また、日頃レッカーに使われる働くクルマ「キャリアカー」を使った「積載体験コーナー」が屋外エリアに設けられており、多くの来場者が足を止め迫力のある作業を見守った。



レッカー隊員から、特殊車両についての説明とデモが始まり動き出すと、迫力のある“ホンモノの働くクルマ”に皆釘付け。大人も子供も楽しめる貴重な光景だ。また、子供たちを運転席に座らせ記念撮影が行われるなど、注目度の高い屋外コーナーであった。


日頃、クルマを通じてユーザーのカーライフをサポートする朝日自動車は、地元に根ざし街の人々から愛されるクルマ屋さんだ。
今回のイベントは、日頃同社を利用しているユーザーがイベントの参加者となり、日頃なかなか目にすることがない「自分のクルマが修理される現場」をリアルに体験できる貴重な機会となったようだ。
イベント開催に関して、「工場内の作業体験やレッカー車等の特殊車両の見学等の企画を通じて、私たちスタッフも日頃ご愛顧いただいているお客様やお子様の笑顔に触れることができ、今後の仕事の励みとなる有意義な体験ができました。また来年の11月頃に、このような感謝イベントを企画いたしますので是非ご期待ください!」と金谷店長は語る。
主催者として次回へ向けて企画のハードルも上がるが、ユーザーに日頃の感謝が込められた今回のイベントは大成功に終わった。


