「ドライブスルー八百屋」が再開!…接触を回避、農家・流通を支援
ニュース
社会
混雑しているスーパーのレジに並ぶ、沢山の人が触った野菜を買うのに抵抗がある、などの問題を解決し、ドライブスルーで人との接触を最小限に抑えた形で、商品の購入が可能だ。新型コロナウイルスの影響により外食向けに販売予定だった野菜を詰め合わせ、「もったいない野菜セット」として販売する。
購入希望者はネットで予約してから、各地の販売センターで商品を受け取る。販売センターは全国に8カ所、1月は週2~3回の開催を予定している。
京浜島物流センター(東京都大田区)、千葉物流センター(千葉県野田市)、北海道札幌センター(北海道札幌市中央区)、神奈川県横浜センター(横浜市神奈川区)で9日から開催、宮城県仙台センター(仙台市宮城野区)、大阪府大阪センター(大阪市生野区)で14日から、埼玉県八潮センター(埼玉県八潮市)、京都府京都センター(京都市南区)で16日から開催予定だ。
緊急事態宣言、飲食店の時短要請に伴い、飲食店向けに作物を作っている農家が野菜を余らせ廃棄、流通を行っている卸売業、製造業も売り上げが低下、危機的状況となっている。農家、製造業、卸売業、物流業は休業・営業短縮協力に関する支援金の対象になっていない。
フードサプライは「ドライブスルー八百屋」を4~9月にも実施している。このときは30カ所で実施、6万人以上が来場したという。「外食アワード2020」(主催:外食産業記者会)を受賞。
●セット内容(例)
国産米5kg
玉子M(青森県)
キャベツ(鹿児島県)
新玉ねぎ(佐賀県)
新じゃがいも(鹿児島県)
新人参(徳島県)
さつまいも(千葉県)
きゅうり(千葉県)
長ねぎ(茨城県)
大根(静岡県)
レタス(静岡県)
サニーレタス(静岡県)
水菜(茨城県)
ミニトマト(宮崎県)
ぶなしめじ(長野県)
まいたけ(長野県)
リンゴ(青森県)
バナナ(フィリピン)
ゴールドキウイ(ニュージーランド)
※セット内容や商品産地は引き取り場所、入荷状況により変更される場合がある。
●販売価格
米ありセット:5000円(税込)
米なしセット:3500円(税込)
「ドライブスルー八百屋」再開…接触を回避、農家・流通を支援
《高木啓》
この記事の写真
/