クルマの一番の用途は? 1位「買い物」、2位「ドライブ」…カーライフ意識調査
ニュース
社会
調査結果によると、クルマの一番の用途は「買い物」が最多で35%。以降、「通勤・通学」20%、「ドライブ」13%と続いている。年代別で見ると、30代以上は「買い物」(38%)がトップで3割を超えている一方、20代以下は「ドライブ」(33%)が1位、「買い物」(26%)が2位となった。
クルマの保有状況別・利用頻度別で見ると、クルマを保有し毎日運転する人は半数以上が「通勤・通学」(57%)で利用しており、毎日運転しない人は「買い物」(58%)が最多だった。一方、クルマ非保有で毎日運転する人は「仕事」(40%)、毎日運転しない人は「買い物」(36%)が最多となった。クルマの保有状況にかかわらず、毎日運転する人は「通勤・通学」や「仕事」など、プライベート以外の用途がトップになっている。
クルマを1台保有している理由については、「買い物の際にベンリだから」(51%)が最多。2位以降は「クルマが好きだから」(32%)、「通勤・通学で必要だから」(31%)、「公共交通機関の便が良くないエリアに住んでいるから」(27%)という結果になり、年代別でも傾向に大きな違いはなかった。また、「新型コロナウイルス感染症対策として公共交通機関の利用を避けたいから」(13%)も1割を超えている。
クルマを複数台保有している理由については、「家族が同時にクルマを使う機会があるから」(81%)。2位とは50ポイント以上の差でダントツのトップだった。男女別でみると、女性は「家族が同時にクルマを使う機会があるから」が91%となり、男性を15ポイント上回った。一方、男性は34%が「仕事やプライベート、趣味など、用途によってクルマを分ける必要があるから」と回答。女性を13ポイント上回っている。
クルマを保有しない理由については、「維持費が高いから」(66%)、「カーシェアやレンタカーで十分だから」(49%)、「駐車場代が高いから」(46%)の順。「カーシェアやレンタカーで十分だから」は年代が上がるほど割合が高く、60代以上では「維持費が高いから」を抜いて1位になっている。クルマの保有率は年代が上がるほど高くなっているものの、コストや生活スタイルの変化などから、「保有」するのではなく「利用」することを選択する人もいるようだ。また、20代以下では「本体価格が高いから」(50%)が他の年代よりも10ポイント以上高くなっており、維持費だけでなく初期費用の負担の大きさがクルマを保有しない理由の一つとなっているようだ。
クルマを保有しない理由、3人に2人が「維持費が高い」と回答…パーク24調べ
《纐纈敏也@DAYS》
この記事の写真
/