昭和のクルマで、妙義山のワインディングを満喫…甘楽クラシックカーフェスティバル&ラリーツーリング | CAR CARE PLUS

昭和のクルマで、妙義山のワインディングを満喫…甘楽クラシックカーフェスティバル&ラリーツーリング

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初冬の甘楽クラシックカーフェスティバル&ラリーツーリングVOL.3
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群馬県甘楽町にある甘楽ふれあいの丘を起点に12月5日、「初冬の甘楽クラシックカーフェスティバル&ラリーツーリングVOL.3」が開催され、昭和に造られた数々の車が妙義山のワインディング走行を楽しんだ。

地元の自動車修理販売業「ペンタゴンワークスガレージ」が中心となり、その顧客や関係者によって今年1月に始まったイベント。好評を得て5月には2回目、そして初冬となる今回で早くも3回目の開催となった。

集合場所は「甘楽ふれあいの丘」。甘楽町の文化会館や陸上競技場などが集まる拠点で、その広々とした駐車場を借用した。参加規程は厳密に決められてはいないが、基本的には昭和までに生産された車両。「昭和生まれの人間にも頑張ってもらおうという意味も込めてます」とペンタゴンワークスガレージ代表の大久保恵次さん。

インターネットなどでの告知は行わず、知り合いつながりで集合したのは67台。ダットサン『フェアレディ』は15台、スバル『レオーネ』9台、日産『スカイライン』GR-Rは6台など、オーナーズクラブの参加が目立ったが、1968年に新車購入以来乗り続けているというマツダ『コスモスポーツ』や、MINIのコンポーネンツを用いたキットカー『マーコス』、JCCA(日本クラシックカー協会)筑波ミーティングのレースで優勝経験のあるホンダ『1300クーペ9』など、バラエティに富んだ車が集まった。

午前中は車両展示とビンゴゲームなどが行われ、メインとなるツーリングは午後にスタート。お隣富岡市の中心部を抜けて、妙義山の中腹にある県立森林公園さくらの里駐車場へ。標高約720mの中之嶽神社付近までのワインディングルートを駆け上った。そして下りも変化のあるコースを走り、下仁田町にある「道の駅しもにた」~ふれあいの丘のゴールへ。途中離脱もOKということで、各所で帰路に就く車もあったが、気持ちの良いルート走行をほとんどの参加者たちが堪能した様子だった。

次回は来年1月3日に小規模の集まりを行い、ゴールデンウイークには今回と同規模のイベントを開催する予定という。大久保代表は「空ぶかしを行わないなど、マナーの良い昭和の車が集まれるイベントとして定着できれば」と話していた。

昭和の車で妙義山のワインディングを満喫…甘楽クラシックカーフェスティバル&ラリーツーリング

《嶽宮 三郎》

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