誰もが憧れたクルマは、実車を保有できないとしても、ミニカーやプラモデルといった手のひらにのるサイズで持っておきたい―。
そんなクルマ好きのココロを震わせて、大のオトナも子どもも夢中にさせるのが、販売台数世界一*を誇るマテルのダイキャストカーブランド「ホットウィール」(Hot Wheels)。
迫力あるワイドトレッド、躍動感のあるディティール、実車が放つフォルムやオーラをさらにマッチョにし、憧れていた名車を手のひらで所有する喜び―そこにホットウィールの魅力がある。
そして次々と新作を生み続けるホットウィールのなかでも、今年12月に販売されるラインナップがクルマ好きを興奮させる車種満載でアツい! しかも、12月のホットウィール注目車種は、「カーカルチャー」と「ベーシックカー」という2つのカテゴリからなんと国産車9車種が発売予定。早速そのディティールと放つオーラを、カーカルチャー、ベーシックカーの順にチェックしていこう。
*出典NPD 2019年調べ
TOYOTAの名車たちを、カーカルチャーシリーズで細かなディテールまで再現!
まずはホットウィールでも人気カテゴリーのひとつ、「カーカルチャー」シリーズは、クルマのカルチャーにフォーカスした特徴的なデコレーションや、高いクオリティなホイールなど、ホットウィールの象徴的なミニカーシリーズのひとつ。
今回は、リアルライダー(ゴムタイヤ)とダイキャストシャシーを備えたこのホットウィール「カーカルチャー」シリーズから、新シリーズ『TOYOTA』の名車たちが、満を持して5車種登場!
'61 トヨタ・スターレット 【KP61】(12月中旬発売予定)
1961年に登場したトヨタ初の大衆車『パブリカ』のスポーティ・グレードとして、1973年から新たな名称として誕生したのが、『スターレット』。
エンジンは「53年(1978年)規制」に適合させた4K-U型1290cc水冷直列4気筒OHVで、後輪駆動(FR)を受け継いだモデル。当時の走り屋がこよなく愛したクルマのひとつがこのKP61で、ドリフト走行が楽しめる最後のスターレットとして、“ケーピー”の愛称で愛された名車。
ワイドタイヤの上に覆われた大型オーバーフェンダーや、フロントエアロバンパーなどは、ホットウィールだからこそ再現できるディティールだ。
トヨタ・ランドクルーザー 【FJ60】(12月中旬発売予定)
「トヨタ・ランドクルーザー FJ60」は、軍用車両として開発されたジープ型4輪駆動車として、いまも中古車市場で高いプライスタグをつける名車。
ついにネオクラシック・ランクルのグループのなかでも、圧倒的人気を誇る丸型2灯ヘッドライトの前期型FJ60系が新金型で登場!実車よりもワイドなタイヤがさらにその魅力をブーストさせ、迫力のオーラを放っている。
クロカン車らしいごつごつのオフロードタイヤまでリアルに再現されており、ランクルオーナーの気分にどっぷりと浸らせてくれるド迫力な1台だ。
トヨタ 2000 GT(12月中旬発売予定)
1967年にトヨタの技術力やブランドイメージを世界にアピールするために発売された2000GTは、当時の最新技術を満載した、名実ともに「スーパーカー」といえる1台。
車高の低いクーペスタイルを社内デザインで実現。X形バックボーンフレームを備え、直列6気筒DOHC「3M」2000ccエンジン、ダブルウィッシュボーン・コイルの4輪独立懸架、4輪ディスクブレーキ、4輪マグネシウム合金製ホイールなど、日本の量産車としては初めて採用するものばかりだった。
この2000GTはキャロル・シェルビー指揮下のもと、SCCA主催のレースに参戦し好成績を残した。今回ホットウィールがモチーフとしたモデルも、まさにそのレース車両のディテールが再現されている。
トヨタ・スープラ(12月中旬発売予定)
もともと日本だけでなく、海外での評価も高い『スープラ』。このモデルは1993年に登場した2代目(海外では4代目)の通称“80スープラ”として親しまれているモデルだ。
走行性能だけでなく、環境性能や安全性能も最大限に高めた新しいスポーツカーとして開発され、2+2のハッチバッククーペのスタイリングは、先代の70スープラに対し全長とホイールベースを短くする一方トレッドを拡大してさらに迫力あるスタイルに。さらに搭載される6気筒エンジン(2JZ-GTE)は、今も6気筒の名機として人気の高いエンジンだ。
今回は、人気映画『ワイルド・スピード』でブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーの遺作となった第7作、『SKY MISSION』の劇中車を彷彿とさせる純白のボディで登場!リアの巨大ウィングが、カリフォルニア感を漂わせ、これもまたホットウィールらしい仕上がりだ。
'87 トヨタ・ピックアップトラック(12月中旬発売予定)
日本ではハイラックスの名前で知られるトヨタ ピックアップ。第4世代ハイラックス(北米輸出仕様名:トヨタ ピックアップ)の4WDモデルをベースに、ハイリフト&大径タイヤでワイルドにカスタムした姿をホットウィールで再現。
1983年に発売した4代目の後輪駆動モデルは、コンフォタブルシリーズとポピュラーシリーズの2シリーズのラインナップで登場。
前者は内外デザインを一新した4代目となるモデルで、後者は3代目の継続生産。4WDはすべて新ボデーを採用。4代目の外観の特徴は前後のブリスターフェンダーで、今回のホットウィール版では、巨大ワイドタイヤをはじめ、実車に忠実に彩色が施された灯火類やエンブレムにも注目してほしい。
ベーシックカーは、90’sスポーツカーと最新のレーシングカー4台がラインナップ!
ここからは世に幾千とある名車たちを続々ラインナップしている、「ベーシックカー」シリーズの12月発売最新モデルを紹介。
ホットウィールでは、実車をホットウィールらしく再現したベーシックカーがファンの熱い注目を集めている。このベーシックカーシリーズは、今年のラインナップでは年内で合計50車種を単品で発売するようになり、さらに注目を集めるシリーズへと進化した。
'99 ホンダ シビック R 【EK9】(12月4日発売予定)
ホンダ・スポーツのアイコンといえば、『シビックタイプR』。もともと軽量化をメインに運動性能を高め、サーキット走行も念頭に置いたNSXタイプRグレードに由来し、シビックタイプRはインテグラに続く第3弾。
現在は、アメリカをはじめ世界各国で高い認知度と人気を誇るシビックタイプR。EK9型は、歴代シビックタイプRのなかでも初代にあたるエポックメイキングな一台。
ホットウィールではこのEK9を、レッドの内装&白ホイールなど実写のディテールを忠実に再現。さらにワイドタイヤを履かせてタイプRの特徴にこだわったディティール・彩色に仕立てた点にも注目!
スバル インプレッサ 22B STI(12月4日発売予定)
ホットウィール「スバル インプレッサ 22B STI」は、WRC(世界ラリー選手権)をスバルが3年連続制覇したことを記念してつくられた特別仕様車がモチーフ。
専用ワイドボディや太いタイヤを装着し、エンジンは2200 ccまで排気量をアップし強化を図るなど、ラリーカーさながらの俊足マシーンに仕立てた。
今回はクールグレー・メタリック風の塗色が魅力的。ゴールドのホイールも、実車よりさらに迫力ある大きさに。
日産 シルビア 【S13】(12月4日発売予定)
日本では日産『シルビア』史上最大のヒットとなった、5代目。型式S13からイチサンと呼ばれるモデルをホットウィール化。
プレーンで近未来的なスタイリング、そしてマルチリンク式リアサスなど、ハンドリングに拘ったFRスポーツとして走り屋に人気を果たし、デートカーとしても名を馳せた。
ホットウィールでは日本仕様をモチーフとし、右ハンドル仕様をモデル化。ワイドタイヤに、フロントエアロバンパーが印象的。
日産 リーフ NISMO RC_02(12月4日発売予定)
日産のEV、リーフのイメージを投影したレーシングカー・コンセプト「ニスモRC」を、ホットウィールがつくると迫力満点の仕上がりに。日産 リーフ NISMO RC は、2011年に初代が登場。今回は、新型(2代目)ニスモRC_02をベースにホットウィール化。
ヘッドライトやテールライト、車体のシルエットに市販車の面影を残しつつ、カーボンファイバー製のモノコックにボディを被せられて低重心化を果たした別物ともいえるフォルムを、ホットウィールが巧みに再現している。
価格もリーズナブル、思わずコレクションしたくなる!
2021年の春から、店頭で単品販売が始まったホットウィール“ベーシックカー”シリーズ。ここで紹介した画像からも、ほかのミニカーメーカーが真似できない、ホットウィールらしいディテールが各車にインストールされていて、思わず「うわっ欲しい!」と唸るものばかり。
価格はカーカルチャーシリーズが770円(税込)、ベーシックシリーズが330円(税込)と、手に入れやすいうえに、思わずコレクションしたくなる手頃さが心を揺さぶる。「あっ、これいいかも」って思った人は、迷うことなく量販店、玩具店やEC、ホビーショップへいってみよう。最新情報は公式ウェブサイトからチェック!
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