世界80か国以上で販売されているアメリカ発の次世代高性能プロテクションフィルム「STEK」(エステック)が、いよいよ鉄道や航空へも採用される日がくるか…!?
第19回国際オートアフターマーケットEXPO 2022(IAAE 2022/3月9~11日/東京ビッグサイト)に出展したエステックジャパンは、STEKプロテクションフィルムで“フル装備”したMINI『JOHN COOPER WORKS』をデモカー配置し、業界が注目するフロントガラス向け「ダイノフレックス」をデモ展示した。
ポリウレタン製のフロントガラス保護フィルム「ダイノフレックス」(DYNO flex)は、耐衝撃・耐久性、飛び石ガード、紫外線99%以上カットといった性能のほか、「光学的なクリアさで外観を損わず、自動運転システムに干渉することもない」という優れもの。一般的なフロントガラス保護はペット素材で熱成形が要るなか、このポリウレタン製フロントガラス保護フィルム「ダイノフレックス」は、施工液に浸して貼ってスクレーパーで気泡を抜いていくだけ。専用機材はいっさい要らないのもポイント。
エステックジャパン担当者は「一般的なクルマのフロントガラスにダイノフレックスを施工すると、施工料込みでまるっと5万~8万円。いまガラスが高騰しているうえに、飛び石などでガラス交換になったとすると、50万円ぐらいかかる。さらにガラス交換すると保険等級も落ちる。またガラス用のダイノフレックスを含む、ボディ用ダイノシリーズはすべて、軽微な傷を自ら回復させるセルフヒーリング(自己治癒能力)機能があるから、新車時に貼り付けるオーナーが増えてきた」と説明していた。
新車購入時にこのエステックフロントガラス保護フィルム「ダイノフレックス」を選ぶ人が増えているというなか、気になるのが冒頭の話題。エステックジャパンは、「新幹線や電車といった鉄道分野や、プライベートジェットや旅客機などの航空分野にも、このダイノフレックスが入り込む可能性がある」という。
「ガラス施工に特別な機材は要らないうえに、スクレーパーに慣れれば誰でも車庫で貼れる。撥水性にも優れていることから、ワイパーで拭けないところもころころと水が落ちていく。また同じ形式や機体のガラスであれば、サイズを決めて量産できることから、同一形式の前面窓をすべて一気にダイノフレックス施工できる」とも話していた。
エステックジャパンは、このフロントガラス保護フィルム「ダイノフレックス」のほか、ボディ用のダイノシリーズの多彩なラインナップもアピール。透明のダイノシールド(DYNOshield)、人気のマットカラーダイノマット、カーボンファイバーをリアルに立体的再現したダイノカーボン、ラメが入ったダイノプリズム、光沢仕上がりのダイノブラックなど、アメリカから入ってきたダイノシリーズ最新フィリムを公開していた。