東日本高速道路(NEXCO東日本)とNTTドコモは、東京湾アクアラインと関越自動車道で実施してきた「AI渋滞予知」を、7月28日から新たに京葉道路でも実証実験として開始する。
AI渋滞予知はドコモのリアルタイム版モバイル空間統計とNEXCO東日本が保有する過去の交通量や渋滞などの実績データに、ドコモの開発した渋滞予知技術とNEXCO東日本の交通工学的知見・ノウハウを掛け合わせ、所要時間や交通需要を予測するもの。
新たに東京都心と千葉県を結ぶ重交通路線で、NEXCO東日本管内でも渋滞が多発する京葉道路で「AI渋滞予知」を提供する。アクアラインや関越道で提供している「AI渋滞予知」の技術を拡張、より細かく人口統計の増減を分析することなどで、複雑な条件下においても交通需要を予測する技術を新たに確立し、京葉道路に「AI渋滞予知」を導入する。
人口統計データの作成からAIによる予測、予測情報の配信までを高速化するドコモが開発した技術で、予測の配信時刻を14時から13時に1時間前倒しする。