車中泊のための駐車スペース、3年連続利用者増加…日本RV協会 | CAR CARE PLUS

車中泊のための駐車スペース、3年連続利用者増加…日本RV協会

ニュース ビジネス
RVパークリステル猪苗代
RVパークリステル猪苗代 全 7 枚 拡大写真

日本RV協会(JRVA)は、四季を通じて楽しめるオールシーズンリゾート「リステル猪苗代」隣接に「RVパークリステル猪苗代」がオープンし、全国で利用できる車中泊施設「RVパーク」が274か所になったと発表した。

海外では車中泊が幅広い世代に親しまれているが、日本ではまだ浸透していない。そのため、違法行為やマナー違反といった扱いを受けたり、長時間駐車ができる場所は街灯や人気(ひとけ)がない等、危険が隣り合わせになる可能性があった。そこでJRVAでは、米国を中心に設置されている「RVパーク」を日本向けにアレンジ。安全かつ快適に車中泊を楽しめる場所として、2012年から認定活動を開始し、温泉、旅館、道の駅、遊園地等、全国各地の様々な施設でRVパークの設置を進めている。

JRVAが全国のキャンピングカーユーザーを対象に「旅行の車中泊場所」について調査した所、以前はほぼ9割が道の駅を利用しているという結果だったが、今回の調査ではRVパークが59.3%まで上昇。また過去3年間では、RVパークのみが車中泊場所として利用率が上がる結果となった。1回以上RVパークを利用したことのあるオーナーは全体の75.7%と昨年より7.5ポイント上昇。料金を支払ってでも、安心・安全・快適な車中泊の場所を利用したいというニーズが増えてきているようだ。

今回オープンしたRVパークリステル猪苗代は、東京より平均気温-5度・標高600mの磐梯高原猪苗代に位置するオールシーズンリゾート・リステル猪苗代に隣接。大自然に囲まれたRVパークはホテル施設へのアクセスも良く安心・快適な車中泊が楽しめる。トイレ24時間利用可、入浴施設(温泉)、ごみ処理対応可、電源(有料)あり。利用料金(1泊/1台、一般利用時)は4500円より。

このほか6・7月には創業43年老舗レストランが運営する「生野高原 カッセル RVパーク」(兵庫県朝来市)をはじめ、「Hygge BASE 京丹後 RVパーク」(京都府京丹後市)、「RVパークGREENBASE東金ジャンボブルーベリー店」(千葉県東金市)、「RVパークsmart 道の駅よしおか温泉」(群馬県北群馬郡吉岡町)、「RVパーク MAUKA RESORT AZMY」(山梨県南都留郡山中湖村)、「RVパーク 阿寒丹頂の里」(北海道釧路市)が新たなRVパークとしてオープンしている。


車中泊のための駐車スペース「RVパーク」、3年連続利用者増加

《纐纈敏也@DAYS》

この記事の写真

/

特集