akippaと大阪府八尾市は、駐車場の活用推進や駐車場で飲食物を販売する「akippaマルシェ」の実施について、地域の事業者の連携と関係人口の増加を目指し、協力することで合意した。akippaが8月31日に発表した。
両者は「シェアリングエコノミーの促進及びにぎわい創出に関する八尾市産業振興連携協定」を締結した。駐車場シェアを通じて、地域の事業者や八尾市民、八尾市を訪れる人をつなぎ、地域に新たな交流やにぎわいを築くのが目的。同社がマルシェの取り組みを含む連携協定を締結するのは今回が初めて。
同社は2022年6月、八尾市の「服部農園」からマルシェでの野菜販売の問い合わせに加え、「農園で実施している農業体験参加者用の駐車場がない」という困りごとを受けて、周辺のakippa駐車場を参加者に案内・提供する実証実験を実施した。
今回、農業体験での取り組みを活かし、農業に限らず農商工業者など地元企業と連携して駐車場を通じた地域のにぎわい創出を八尾市内で本格的に広げていくことにした。
今後、八尾市内でイベントや催しの開催を考えている事業者に対して、 開催場所周辺のakippa駐車場の周知、SNSなどでの発信や状況により現地サポートなど、イベント内容に応じた支援を検討する。