DeNA SOMPOモビリティのカーシェアプラットフォーム「Anyca(エニカ)」は、ボルボの電気自動車(EV)『C40リチャージ』の全国初となるカーシェア(レンタカー形態)を佐賀県武雄温泉にある御船山楽園ホテルで開始した。
EVの需要は世界的に高まっており、日本でも脱炭素社会実現のために関心が高まっている。しかし、EVの普及に向けては、体験する機会が少ないことなどの課題が挙げられている。今回、ボルボの最新モデル、C40リチャージを「エニカ オフィシャル シェアカー」(レンタカー形態)として御船山楽園に配備。ホテル宿泊者や九州エリアの人たちに最新EVを気軽に体験できる機会を提供する。
C40リチャージはボルボ初のEVとして開発されたクロスオーバーモデル。SUVでありながら流麗なクーペフォルムを持ち、洗練されたパフォーマンス、完全レザーフリーや再生素材によるインテリア、Googleと共同開発の新インフォテイメントシステムを搭載する。
御船山楽園ホテルでは、アート集団チームラボの展覧会「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」が開催されており、これにボルボが協賛。C40リチャージとコラボレーションした作品空間も公開されていることもあり、C40リチャージのカーシェア配備が決定した。同ホテルでは、普段接することが少ないEVに触れてもらうことで宿泊者の満足度向上にも繋げていく。
今回配備されるC40リチャージは高出力ツインモーターモデル。料金は1時間1200円、6時間パック6000円、12時間パック8000円など。2023年9月4日まで同ホテルに配備され、宿泊客以外も利用できる。