NTTコミュニケーションズは9月20日から、車両管理業務を総合的に支援する「docoですcar」に改正道路交通法に対応したクラウド型「白ナンバー事業者向けアルコールチェックサービス」の提供を開始した。
サービスは白ナンバー事業者に特化したクラウド型アルコールチェックサービスで、ドライバーが携帯型のアルコール検知器を通していつでもどこでも測定が可能。
アルコール測定データの自動入力やプルダウン型の選択項目で正確、効率的な記録が可能で、アルコール検知時は安全運転管理者にリアルタイムでアラート通知される。アルコール検知器協議会認定の電気化学式検知器を採用しているため、誤作動を極小化、正確な酒気帯び確認が可能としている。
アルコール検知器とスマートフォンを連携させることで、確認結果を1年間クラウド上に自動保存できる。結果は、法律で義務付けられた要件を満たすもので、安全運転管理者は、管理画面を通してアルコールチェック結果を一元管理できる。利用料金は1ID当たり月額660円。
サービスによって飲酒運転抑止・安全運転管理者業務のデジタルトランスフォーメーション促進と法令遵守に貢献する。
今後、ドライブレコーダーの走行履歴や運転診断データとを連携させる予定。これによって安全運転管理者は、ドライバーごとの走行実態とアルコールチェックの実施有無を一元的に把握することが可能となる。
NTTコムは、車両管理サービス「docoですcar」で2015年から緑ナンバーの貨物・旅客事業者向けアルコールチェックサービスを提供してきた。これまでの技術・ノウハウを活かしてサービスを新たにラインナップした。