Luupは、電動キックボードの利用者増加とともに一部で違法走行が問題視されていることから関係省庁、業界団体と協議した上で、 飲酒運転防止に向けた取り組みを強化する。
具体的には、都内の主要な繁華街で、 酒類を提供し、深夜まで営業されている飲食店が集中する場所に近いポートや、深夜の利用数の多いポートで一定期間・時間帯、警備員を配置し、安全啓発活動を実施する。
対象ポートで乗車する人に声がけし、飲酒運転が違法であることを伝達し、飲酒していないかを確認する。東京海上火災日動とLuupが共同で制作した電動キックボードの利用ガイドブックを配布する。これらを10月中の週末に試行した上で、 不定期に実施していく。利用データに基づいて平日も実施する。
また、飲酒運転に関するアプリ内での注意喚起を強化する。電動キックボードのライド前には、毎回飲酒運転について注意を促す画面を表示させているが「飲酒運転が発覚した利用者はアカウント凍結される」ことや、法律上も罰則規定がある点を強調する内容にアップデートした。
9月25日に同社の電動キックボードの利用者が飲酒運転で死亡事故が発生した。