同乗者が走行中にナビやオーディオ操作OK、新型クラウン用「テレビキット」 | CAR CARE PLUS

同乗者が走行中にナビやオーディオ操作OK、新型クラウン用「テレビキット」

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同乗者が走行中にナビやディスプレイオーディオを操作できる!新型クラウンのテレビキット登場
同乗者が走行中にナビやディスプレイオーディオを操作できる!新型クラウンのテレビキット登場 全 7 枚 拡大写真

純正カーナビやディスプレイオーディオに内蔵されているテレビは走行中に視聴できない制御が掛かっている。同じくナビの操作も一部を除いてできない。そんな不便を解消するべく開発されているのがデータシステムのテレビキットだ。

同乗者が渋滞中の車内でもテレビが見られるようになり退屈しないので多くのユーザーに評価されている。しかし各車種にはそれぞれメーカーや年式などに合わせてさまざまな制御が実施されているため、ひとつのテレビキットでは汎用的に対処できるわけではない。そこでデータシステムではひとつひとつの車種のカーナビやディスプレイオーディオのシステムを解析し、それぞれの車種に合わせたテレビキットを開発してきた経緯がある。これまでも、さまざまな車種に対応し新型車が出るたびに適合モデルを登場させている。

そんなテレビキットの最新モデルとしてラインアップに加わったのがトヨタ・クラウン(AZSH35/TZSH35 令和4年9月~)に適合するモデルだ。同車に純正装着されているディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)、ディスプレイオーディオPlus(コネクティッドナビ対応)に対応するモデルで、いずれも純正制御を一時的に解除して走行中でも同乗者がテレビ視聴できるようになるのが魅力のユニットだ。車種専用で開発されているのでその動作は安心&確実。このモデルはテレビの視聴に加えてカーナビ操作も可能になるのもポイント。走行中に同乗者が次の目的地を検索したりするのにも便利に使えるのがメリットだろう(ただしテレビキット動作中に地図動作は不可)。また取り付けはカプラーオンで純正配線に割り込ませて設置するだけ。加工なども無しにスマートに取り付けできるのもこのキットのポイントのひとつだ。

クラウン用に用意されるのは切り替えタイプ(TTV430)とビルトインタイプ(TTV430B-D)の2つのタイプ。切り替えタイプはスタンダードなテレビキットだ。付属の切り替えスイッチを使ってノーマル制御に戻すことができるタイプ。テレビ視聴時にはスイッチオンにし、必要に応じてノーマル制御に戻すことができる。一方のビルトインタイプは純正パネルの空いているスペアスイッチホールに埋め込み設置できるスイッチを備えたタイプ。

トヨタのスイッチ形状に合わせたデザインで違和感なく切り替えスイッチがビルトインできるのでコクピットまわりがスマートになるのが魅力。切り替えタイプと同じく、スイッチ操作でノーマル制御に戻すことができる。オンオフに連動してイルミが変化するのもわかりやすい。その他、クラウンには設定が無いが、純正のステアリングスイッチを使って制御の切り替えを行うスマートタイプも車種によってはラインアップがあるのでチェックしてみると良いだろう。

先にも紹介した通り、純正カーナビ/ディスプレイオーディオなどの制御はメーカーやモデルごとに異なり、年式によってもさまざま。そのため愛車に適合するテレビキットは同社のホームページにある適合車種情報から車名や年式などを手がかりにして検索すると良いだろう。常にモデル追加を実施しているので最新モデルも早い時期にラインアップされるのでチェックしておくと良いだろう。

クラウンと同様の型番で切り替えタイプとビルトインタイプが利用出来るノア/ヴォクシー、シエンタには、新たにスマートタイプ(TTV430S)がラインアップされる。ただしクラウンに同モデルが適合するかどうかは動作に関する検証が必要なのでメーカーからの適合情報を待とう。

純正カーナビナビ/ディスプレイオーディオの走行中のテレビ視聴を可能にするデータシステムのテレビキット。家族や仲間とドライブに出かける際にはぜひ設置しておきたい基本アイテムのひとつになっている。クルマを購入したら愛車への適合を調べて導入しておくと愛車をもっと快適に利用できるようになるだろう。

同乗者が走行中にナビやディスプレイオーディオを操作できる新型クラウンのテレビキット登場!

《土田康弘》

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