東京都青梅市の永山公園総合運動場で11月19日、「青梅宿懐古自動車同窓会2022」が開かれ、昭和の時代に製造・販売された135台の懐かしい車が集まった。主催は同事務局。
毎年この時期に開催されている「青梅宿アートフェスティバル」とのコラボイベント。会場となっている運動場は自然豊かな青梅丘陵の一角にあたり、クラシックカーに紅葉が映える風物詩にもなっている。
参加規程は“懐古自動車(レトロカー)”であることとし、昭和の時代に製造・販売された国内外の2輪・3輪・4輪車等。スバル『360』やホンダ『ライフ』などの軽自動車、トヨペット『コロナ』や日産『シルビア』などの国産登録車、シボレー『インパラ』やBMW『2002』などの外国車、合わせて135台がエントリーした。
この日は協賛する「イスズスポーツ」(東京都羽村市)関連の『ベレット』や『117クーペ』の参加台数が多く、常連組のスズキ『ジムニー』も10台近くが集まった。また、タミヤ模型の1/24プラモデルの箱絵に忠実な仕様の実車を持つオーナーが集う「タミヤ会」も、すっかり常連組となって参加。来場者からのマニアックな質問に応えていた。
青梅の市内をゆっくりと自由走行するプチパレードも3回に分けて行われ、フェスティバルに集まった沿道の市民や観光客は次々に現れる名車を写真に収めていた。
埼玉からスズキ『キャリイ』で参加したオーナーは「ここはほのぼのとした雰囲気の旧車イベント。土曜日の開催と相まってゆっくりできるのもいいですね」と、旧車仲間とともに穏やかな秋の1日を楽しんでいた。