マイボイスコムは、5回目となる「自動車の購入」に関するインターネット調査の結果を発表。軽自動車やSUVの人気が高まっていることが明らかになった。
調査は1月1日から5日の5日間、インターネットアンケートで実施。1万0052名からの有効回答をまとめた。
調査結果によると、自動車を所有する世帯は73.5%で、2019年の調査から1.6ポイント減少。2010年の調査と比較すると7.5ポイントの減少となっている。主に利用している自動車については「新車」が53.6%(2019年比-2.8ポイント)、「中古車」が18.4%(同+1.0ポイント)。そのタイプは「軽自動車」が25.7%(同+2.0ポイント)、「コンパクトカー」が20.5%(同-0.5ポイント)、「ミニバン」が14.4%(同-0.4ポイント)、「セダン」が14.3%(同-2.7ポイント)、SUVが9.6%(同+3.9ポイント)。セダンが減少し、軽自動車やSUVが増加している。
自動車の購入にかかわった人に、主利用自動車の購入経路を聞いたところ、「ディーラー」が70.9%(同-1.1ポイント)で最多。軽自動車や軽ワゴンの所有者では、「ディーラー」の比率が低くなっている。
自動車の購入意向は、「是非購入したい」「まあ購入したい」を合わせて47.9%(同-0.5ポイント)。わずかながら減少傾向にある。世帯に購入した車がある人の購入意向は6割前後だが、非所有者は1割弱。地域別では関東や近畿の購入意向が低くなっている。
購入したい自動車のタイプは(複数回答)は、「軽自動車」が30.5%(同+1.9ポイント)、「コンパクトカー」が26.4%(同+1.0ポイント)、「SUV」が21.4%(同+6.7ポイント)、「ミニバン」が19.2%(同-0.5ポイント)、「セダン」が18.6%(同-3.2ポイント)、「ステーションワゴン」が14.2%(同-1.6ポイント)。過去調査と比べて「SUV」が増加、「セダン」が減少傾向だ。また、「ミニバン」は男性40代、「SUV」は男性10~30代で高くなっている。現在利用しているタイプと同じタイプを購入したい人は、「軽自動車」主利用者で8割強と高くなっている。
最も購入したい自動車の動力タイプは、「ハイブリッド車」が自動車購入意向者の55.1%(同+22.3ポイント)、「ガソリン車」が47.1%(同+6.7ポイント)、「電気自動車」「プラグイン ハイブリッド車」が各20%台。「SUV」主利用者では、「ディーゼル車、クリーンディーゼル車」「プラグイン ハイブリッド車」の比率が高くなっている。