テラモーターズは2月21日、伊豆のラグジュアリーホテル「富岳群青」など7施設にEV充電インフラ「テラチャージ」の導入が決定したと発表した。
日本政府は2050年のカーボンニュートラル実現に向け、2035年にガソリン車新車販売を禁止するという指針を出している。脱炭素の流れの中、2022年のEV販売台数は前年比3倍以上と伸長しており、EVへの乗り換えやEV充電設備の導入検討が進んでいる。
一方、伊豆半島は海浜の景観と豊かな温泉資源に恵まれた全国有数の観光地帯。首都圏に近いという立地もあり、旅行の移動手段は8割以上が自動車。しかし、東京から片道150～200km弱の距離があり、EVの車種によっては往復が難しく、旅先で充電ができる環境が求められていた。
テラモーターズは、旅先でも安心してEVに乗ってもらえる環境を構築するために、伊豆半島のホテル・旅館へEV充電インフラ「テラチャージ」の提供を開始。今回、第1弾として、富岳群青など7施設への導入が決定した。
テラチャージは導入無料のEV充電インフラ。充電設備だけでなく、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウド、サービス導入のための説明、充電設備の設置工事、ハードおよびソフトの管理運営までを一貫して担う。
導入予定施設
世界遺産 富士山を望む宿 富岳群青（伊豆市）
森の入り江の離れ宿 無雙庵枇杷（伊豆市）
世界ジオパーク伊豆 繭二梁（賀茂郡西伊豆町）
旅人岬に佇む隠れ宿 頬杖の刻（伊豆市）
KAWAZU BEACH HOUSE BLUE MOON（賀茂郡河津町）
VACATION VILLA&GLAMPING BLUE EDEN（伊豆市）
SUNSET OCEAN VIEW VACATION VILLA BLUE LAGOON（沼津市）
