自動車技術会は、「第5回自動運転AIチャレンジ2022」(シミュレーション)を開催し、アドバンストコースの最優秀賞・経済産業省製造産業局長賞を、チーム「MizuhoAOKI」が受賞した。
「MizuhoAOKI」は名古屋大学大学院工学研究科モビリティシステムグループ鈴木研究室の学生である青木瑞穂さん。また、チャレンジコースの最優秀賞・経済産業省製造産業局長賞は「千葉工業大学・上田研自律移動チーム」が受賞した。
自動運転AIチャレンジは、自動運転や電動車、コネクテッドカ―などの新しい技術領域で、これからの自動車業界を牽引する技術者を発掘・育成するための取り組みとして2019年から実施している。
今回は、第2回大会、第3回大会と同様、オンライン上のシミュレーション競技として2022年12月1日から2023年1月31日まで実施したが、初めて自動運転プログラム(Autoware)で、デジタルツインに再現された東京都西新宿を走行する競技として実施した。
自動運転ソフトウェアを触ったことの無い初級者向けのチャレンジコースと、上級者向けのアドバンストコースに分かれて実施し、各コース合計で190チーム291人が参加した。
次回の第6回自動運転AIチャレンジは、自動運転モビリティを使用したリアル競技を予定している。