国土交通省は、2022年末時点で販売されている乗用車の燃費ランキングを発表した。それによると最も燃費の良い乗用車は、普通・小型自動車はトヨタ『ヤリス』で36.0km/L、軽自動車がスズキ『アルト』(マツダにOEM供給する『キャロル』含む)で27.7km/Lだった。
国交省では、ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表するとともに、燃費の良い乗用車を公表している。
今回、2022年末時点で新車として販売されている自動車の「自動車燃費一覧」を公表するとともに、燃費の良い乗用車ベスト10をまとめた。
普通・小型車部門
1位:トヨタ・ヤリス
2位:トヨタ・アクア
3位:トヨタ・プリウス
4位:トヨタ・ヤリスクロス
5位:トヨタ・カローラ
5位:ホンダ・フィット
7位:トヨタ・カローラスポーツ
8位:トヨタ・カローラツーリング
8位:日産ノート
10位:トヨタ・シエンタ
軽自動車部門
1位:スズキ・アルト
1位:マツダ・キャロル
3位:スズキ・アルトラパン
4位:スズキ・ワゴンR
4位:マツダ・フレア
6位:スズキ・ワゴンRスマイル
7位:スバル・プレオプラス、ダイハツ・ミライース、トヨタ・ピクシスエポック、スズキ・ハスラー、マツダ・フレアクロスオーバー。
また、2030年度燃費基準の達成レベルが最も高い乗用車は、普通・小型自動車では達成率133%の『アクア』、軽自動車では達成率96%のアルト/キャロルだった。
なお自動車メディア『レスポンス』が運営する『e燃費』が収集した実燃費データによると、販売中モデル全車種を対象にした実燃費ランキング1位は、トヨタ『カローラスポーツ(ハイブリッド)』で24.09km/L、軽自動車はスズキ『ワゴンR』で22.49km/Lとなっている。
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