ガソリンスタンド情報共有サイト「gogo.gs」は4月14日、2022年度、同サイトに開店・閉店登録されたガソリンスタンド数を発表した。
全国のガソリンスタンド数は、1994年度の約6万店をピークに減少を始め、現在のガソリンスタンド数は2万7013店舗。2022年度に開店したガソリンスタンドは76店舗、閉店したガソリンスタンドはその7倍以上となる555店舗にのぼった。2021年度と比較すると、開店数は16店舗減、閉店数は16店舗増となり、ガソリンスタンド数の減少は加速する結果となった。
2022年度に開店したガソリンスタンドを、元売り系などのブランドと独自ブランドに分けて比較すると、新しくオープンしたのは約4割が独自ブランド。現在あるガソリンスタンドの独自ブランドの割合は全体の約1割のため、新規オープンについて独自ブランドの占める割合が多いことが分かる。
また、2022年度にリニューアルオープンしたガソリンスタンドは152店舗。新規オープンの2倍となるガソリンスタンドがリニューアルオープンしている。リニューアルオープンの際に、フルサービスからセルフサービスに変わる場合も多く、現在のセルフサービスの割合はガソリンスタンド全体の約4割となる。