懐かしき名車たちのエンジン音が響き渡る…20世紀ミーティング2023春季 | CAR CARE PLUS

懐かしき名車たちのエンジン音が響き渡る…20世紀ミーティング2023春季

イベント イベントレポート
20世紀ミーティング2023春季
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新潟県三条市のミズベリング三条(水防学習館)で4月16日、「20世紀ミーティング2023春季」が開催され、懐かしい車やバイク合わせて約150台が集まった。

2021年に開かれた「古き良き5ナンバーミーティング」が始まり。当時の高校生が呼びかけた草の根イベントで、会場近くにある昭和レトロ体験施設「KYOWAクラシックカー&ライフステーション」が運営しており、今回で5回目の開催となった。

参加資格は2000年(平成12年)頃までの初年度登録車両で、車検通過の4輪、2輪ノーマル車両(多少のカスタムは可)。この日は時折風雨が強まる不安定な天候ながら、4輪は115台、2輪は28台が集結。これに新潟県警のパトカー(マツダ『RX7』、三菱『GTO』)と、陸上自衛隊新発田駐屯地から高機動車と偵察用オートバイも参加した。

このイベントの最大の魅力は、それぞれの車両紹介の後にオーナー自ら愛車に乗り込んでエンジンをかけ、アクセルをあおってブリッピングを披露するというもの。BMW『850i』やアルファロメオ『155』、日産『スカイラインGT-R』、スバル『レオーネ』、マツダ『AZ-1』といった4輪車に、カワサキ『500SS』やドゥカティ『450スクランブラー』などの2輪車、これにパトカーと自衛隊車両もブリッピングし、ギャラリーから歓声が沸いていた。

また、ヒュンダイ『エクウス リムジン』や日産『ブルーバード オーズィー』、グロリア230 白パト仕様、トヨタ『セリカ1400LT』、スバル『ff-1』、初代ホンダ『アコードサルーン』など、なかなかレアな車も参加。またヤングタイマーも数多く見かけた。スバル『アルシオーネSVX』のオーナーは「平成初期のモデルもOKなので敷居が低くて参加しやすいです。いろんな車のエンジン音が聞けるのもいいですね」と楽しんでいる様子だった。

当時高校生だった実行委員の片桐宏基さんは現在19歳。各車1台ずつの紹介もこなした。「一昨年に初めて開いたイベントがいつの間にかこうして大きくなりました。(各オーナーや来場者から)また来たいと言われ、嬉しい限りです」と笑顔。この実行委員会とKYOWAクラシックカー&ライフステーションの責任者である松井義敬さんも「この荒天の中で辞退される方が少なく、オーナーさんや見学者さんの情熱を強く感じました。この秋にも開催予定(10月15日)していますので、また皆さんとお会いできればと思います」と嬉しそうだった。

《嶽宮 三郎》

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