ヒョンデモビリティジャパンは、愛知県豊橋市に新車整備センター(PDIセンター)を新設し、4月15日より三河港神野埠頭への入港を開始した。
三河港は日本有数の自動車輸出入港湾として全国的に知られ、その中心にある神野地区はメルセデスベンツやボルボなど、国内外の大手自動車メーカーが輸出入に利用し、また多くの輸入車ブランドが新車整備を行っている。日本のほぼ中央に位置することから全国各地への配送利便性が高く、行政も自動車専用船の入港誘致に積極的であり、埠頭の耐震化促進や大規模モータープールの開発などの設備投資や設備計画に取り組んでいる。さらに、豊橋市には輸入車に対する補助金をはじめとするインセンティブ制度があり、このような自治体からのサポートを受けることができる。
今回愛知県豊橋市に新設したPDIセンターは、三河港に隣接し新車の陸揚げから整備・保管を半径5km圏内で行うことができ、効率の良い新車整備が可能となる。また、港湾事業に長い歴史を持ち、輸入車の新車整備でも経験豊かな上組(かみぐみ)に一連の業務を委託。今後はPDIセンターを豊橋市の1拠点に集約し、今後の輸入台数増加を見据えた新車の安定供給を目指す。