国土交通省は、自動車事故対策機構(ナスバ)とともに、チャイルドシートの安全性能を評価する「チャイルドシートアセスメント」の2022年度の結果を公表した。
チャイルドシートアセスメント制度は、ユーザーが安全性の高いチャイルドシートを選択しやすい環境を整備するとともに、メーカーに対してより安全な製品の開発を促すため、毎年、販売数の多い機種を中心に、チャイルドシートの安全性能に関する様々な評価試験を実施し、結果を公表するもの。2022年度分として4機種の結果を公表した。
コンビ『ジョイトリップ アドバンス』(幼児専用/ISO-FIX固定)は、衝突試験結果がすべて「優」の「ISO-FIXゴールドマーク」を獲得した。使用性評価試験は25点満点中19点だった。
アップリカ『クルリラ ビッテ エックス』(乳児用・幼児用兼用/ISO-FIX固定)と「エールベベ クルット R」(乳児用・幼児用兼用/ISO-FIX固定)はともに、前面衝突試験が乳児用で「優」、幼児用で「良」、使用性評価試験は乳児用が23点、幼児用が22点だった。
コンビ『クルムーヴ アドバンス』(乳児用・幼児用兼用/ISO-FIX固定)の前面衝突試験は乳児用が「優」、幼児用が「良」で、使用性評価試験は乳児用が19点、幼児用が17点だった。