【カーフィルム特集】コボテクト/紫外線100%カット&高い遮熱性能が特徴 | CAR CARE PLUS

【カーフィルム特集】コボテクト/紫外線100%カット&高い遮熱性能が特徴

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コボテクト/紫外線100%カット&高い遮熱性能が特徴
コボテクト/紫外線100%カット&高い遮熱性能が特徴 全 4 枚 拡大写真

ジメジメとした梅雨シーズンが続いているが、梅雨が明けると一気に強烈な日差しと共に本格的な夏がやってくる。日差しが強くなると、遮熱や紫外線防止目的として、カーフィルム施工を検討するケースもあるだろう。

カーフィルムは複数のメーカーから発売されているが、建築用・自動車用フィルムの開発・販売やフィルム施工の技術指導も行っている株式会社コボテクト(本社:神奈川県横浜市/小堀琢矢代表)では、自動車用ウィンドウフィルムとして「コボテクトフィルム」を展開。シリーズ品として3タイプ(クリア/スモーク/ミラー)があり、シリーズごとで透過率が異なる全9製品を販売している。

紫外線カット率100%で高い遮熱性能

全製品に共通する特徴は、紫外線カットと遮熱性能の高さ。日焼けや暑さの原因となる光の波長は大きく分けて、紫外線(UV)・可視光線(VLT)・赤外線(IR)の3つに分かれているが、コボテクトフィルムは、広い波長範囲と高い遮断率の高広域遮熱性能により、日焼けや内装劣化につながる紫外線のカット率100%(250~380nm波長/紫外線透過率0.0%)を実現しているという。さらに、暑さの原因となる赤外線のカット率が99%(780~2500nmでの最高値/赤外線透過率0.1%)で、日焼けや暑さ対策に最適なカーフィルムとして訴求されている。

「コボテクトフィルム」は、3タイプ(クリア/スモーク/ミラー)全9製品を販売中

品質性能評価や第三者機関試験結果を公開中

コボテクトフィルムの品質性能を表す客観的なデータとして、同社サイト内には一般財団法人建材試験センターによる「品質性能評価」をはじめ、「第三者機関試験結果」として、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターによる試験結果が公開されている。

「コボテクトフィルム」の品質性能評価や第三者機関試験結果を、自社サイト内で公開中

認定施工店ではフィルム性能を視覚や感触で体感できる

コボテクトフィルムの施工は、コボテクト社が認めた認定施工店に依頼する必要がある。認定施工店は、コボテクト社が設ける応募資格や資格認定条件(フロントガラスのカーフィルム施工経験が3年以上もしくは同等のキャリア・技術力があること。コボテクト社指定の販売促進基本セットを購入すること。認定施工者として相応しい技量があると判断されること。ウインドフィルムをロールで1本以上購入すること※初回のみ)をクリアしており、認定施工店情報は同社サイトで確認できる。また施工認定店では、コボテクトフィルムの性能を、視覚や感触で理解できるようにツールが用意されている。

「コボテクトフィルム」認定施工店では、コボテクトフィルムと、UVカット99%のフィルムを半分ずつ貼り合わせたテスターや、熱遮断測定テスターがあり、視覚や体感でフィルムの性能を確認できるツールが用意されている

日本でのカーフィルム施工のルール

フロントガラスと前方ガラス(フロントドア、フロントコーナーなど)へのカーフィルム施工は、道路運送車両法の第三章 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第117条第4項第6号の中に「装着され、貼り付けられ、又は塗装された状態において、透明であるもの。この場合において、運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲に係る部分にあっては可視光線透過率が70%以上であることが確保できるもの」と義務付けられている。

法律に則ってカーフィルム装着車の車検合否判定を行うのは運輸支局等や軽自動車検査協会、指定自動車整備事業者であり、フィルムメーカーやカーフィルム施工店ではない。また、たとえフロントガラスと前方ガラスへの施工時に70%の可視光線透過率を保っていたとしても、施工から数年後の車検時には経年劣化で可視光線透過率が70%以下になっている可能性もあるということを、カーフィルムを使うカーオーナーは覚えていてほしい。

また、自動ブレーキや急発進防止といったADAS(先進運転支援システム)が搭載された電子制御装置整備対象車両にカーフィルム施工を行う場合は、フロントガラス交換やカメラの脱着が問題となる。フロントガラスの脱着を行うと特定整備に該当するため、カーフィルム施工事業者は必ず特定整備(電子)事業の認証を取得して作業する必要がある。取得できない場合は、認証を取得する事業者と連携するなど、規則に則って合法な作業を行う必要がある。

《カーケアプラス編集部》

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