【カーフィルム特集】アネスト/用途に応じたバリエーション豊富なラインナップを展開 | CAR CARE PLUS

【カーフィルム特集】アネスト/用途に応じたバリエーション豊富なラインナップを展開

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【カーフィルム特集】アネスト/用途に応じたバリエーション豊富なラインナップを展開
【カーフィルム特集】アネスト/用途に応じたバリエーション豊富なラインナップを展開 全 3 枚 拡大写真

ジメジメとした梅雨シーズンが続いているが、梅雨が明けると一気に強烈な日差しと共に本格的な夏がやってくる。日差しが強くなると、遮熱や紫外線防止目的として、カーフィルム施工を検討するケースもあるだろう。

カーフィルムは複数のメーカーから発売されているが、カーフィルム・窓用フィルム専門店であるアネスト株式会社(本社:福岡県福岡市博多区/若島継正代表取締役)では、PET(プラスチック素材)・コーティング・色付けを国内にて行い製造された国産フィルムのオリジナルブランドである「ニュープロテクション」を基本に、国内外のフィルムを約200種類ラインナップ。暑さ対策、ジリジリ感の軽減、遮熱・断熱、プライバシー保護・イメージアップなどニーズに合うアイテムが豊富な種類から選べるようになっている。

遮熱、飛び石対策、デザイン性…豊富な製品バリエーション

同社の製品をいくつかご紹介したい。まずは「インフレットピュア90」というフロントガラス・フロントドアガラス高可視光線透過率・遮熱フィルム。全て国内基材による製法により、熱加工性、透視感、静電気対策・ノリズレ対策をおこなったフィルムだ。

次にご紹介するのは「ガラスプロテクションフィルム」。走行時の飛び石(チップ)による、合わせフロントガラスの傷、割れを防止するフロント外貼り用フィルムで、熱加工の難しさを軽減したタイプ、外部紫外線による劣化を極力抑え、効果を2年間保証できるものなど複数のラインナップが用意されている。

見た目のデザイン性を重視したいというユーザーには、見る角度や反射により青・赤・紫と発色が変化する非金属のデザインフィルム「ホログラフィック88」もある。既に同社が取り扱っている「ホログラフィック90」よりも発色に深みがあり、施工後の可視光線透過率も極力低下しないように設計されており、フロントガラス・フロントドアガラスの施工機会を増やすデザインフィルムとなっている。

最後にご紹介するのは「セラミックドット浮き上り防止スモークフィルム」。トヨタのノア・ヴォクシー90系スライドドアガラスのカーテンレール部分は黒い点の集まり(=セラミックドット)のようになっていることに加え、旧型と比べ幅広となっており、フィルムの浮き上がりにより綺麗な仕上がりが不可能だったものの、このフィルム浮き上がりに対応する「ドット対応フィルム」はフィルム粘着剤の厚みを増すことで浮き上がり防止を実現。同社では昨年、粘着剤の厚みをプラスしたドット対応フィルムを提供しているが、90系対応として、厚みの調整も進められているという(2023年秋口発表予定)。

画像出典:アネスト株式会社ホームページより

日本でのカーフィルム施工のルール

フロントガラスと前方ガラス(フロントドア、フロントコーナーなど)へのカーフィルム施工は、道路運送車両法の第三章 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第117条第4項第6号の中に「装着され、貼り付けられ、又は塗装された状態において、透明であるもの。この場合において、運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲に係る部分にあっては可視光線透過率が70%以上であることが確保できるもの」と義務付けられている。

法律に則ってカーフィルム装着車の車検合否判定を行うのは運輸支局等や軽自動車検査協会、指定自動車整備事業者であり、フィルムメーカーやカーフィルム施工店ではない。また、たとえフロントガラスと前方ガラスへの施工時に70%の可視光線透過率を保っていたとしても、施工から数年後の車検時には経年劣化で可視光線透過率が70%以下になっている可能性もあるということを、カーフィルムを使うカーオーナーは覚えていてほしい。

また、自動ブレーキや急発進防止といったADAS(先進運転支援システム)が搭載された電子制御装置整備対象車両にカーフィルム施工を行う場合は、フロントガラス交換やカメラの脱着が問題となる。フロントガラスの脱着を行うと特定整備に該当するため、カーフィルム施工事業者は必ず特定整備(電子)事業の認証を取得して作業する必要がある。取得できない場合は、認証を取得する事業者と連携するなど、規則に則って合法な作業を行う必要がある。

これから夏にかけて遮熱や紫外線防止などで活躍が予想されるカーフィルムだが、正しい知識を持って使用し、マイカーライフを彩って頂きたい。

《カーケアプラス編集部》

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