ナビタイムジャパンは7月20日、ウォーキングアプリ「ALKOO by NAVITIME」にて、日陰をより多く通る道を歩くことができる「日陰ルート」の提供を開始した。
ALKOO by NAVITIMEは、歩くことで健康管理をしたい人や、ウォーキングや散歩など、歩くことに興味がある人に向けたウォーキングアプリ。歩数・移動距離・消費カロリーを自動計測しグラフで振り返るといった様々な機能を利用できる。
日陰ルートとは、現在地から目的地まで、日陰を優先して通るルートを地図上に表示する機能。ルートに占める「日陰率」(日陰をどの位通るか)も確認できるため、日陰をより多く通る道を探して歩くなど、ユーザーの選択の幅が広がる。
地図上の日陰は、建物の高さと日毎の時間別太陽高度等から日陰部分を都度算出して、リアルタイムに地図上に描画している。日陰ルートは算出した日陰に時刻を考慮して、日陰の割合が多くなる道路を事前に判断し、歩行中の時間経過も想定した上で過度な大回りをしない自然なルートを提案。建物の高さデータがない場合も、平均的な日本家屋の高さを基準に計算することで、日陰情報を補完している。
ナビタイムジャパンでは、暑くて日差しが強い日のおでかけに、少し遠回りしても日差しを避けたルートを提供することで、移動時になるべく直射日光を避けて暑さや熱中症対策、また紫外線対策の一助となる機能として、役立てほしいとしている。