ソフト99コーポレーションは9月より、「ソフト99 AE86 1984 再生プロジェクト」を開始すると発表した。このプロジェクトは、1台のトヨタ『レビン』AE86の修復を目指すものだ。
AE86(ハチロク)は、誕生から40年経った今でも根強い人気がある。しかし、年式が古いこと、モータースポーツでの人気により改造車や事故車が多いこと、海外での人気により高値で輸出されていったことなどから、現在では状態の良い個体を見つけることが難しくなっている。そんな中、今回のプロジェクトでは、フルノーマル、低走行、ワンオーナーという、まさに奇跡の1台と言えるハチロクを見つけ出した。
この車両は、ソフト99グループで鈑金塗装事業を営んでいるソフト99オートサービスのサポートを受け、オリジナル仕様にこだわりながら、経年劣化したパーツを修復し、再生される計画だ。
ソフト99は、このプロジェクトを通じて、「車を長く大切に乗り続ける」という価値観を広く情報発信し、循環型社会の形成に貢献することを意図している。特設コンテンツやソフト99のソーシャルメディア公式アカウントなどを通じて、ハチロクの再生過程を順次公開していく予定だ。