クルマ生活に直結する「社会・経済」トピックスをさまざま紹介している当コーナー。現在は「JAF」に関する情報をお伝えしている。今回は、「ロードサービス」の利用以外で享受可能な入会メリットを紹介する。
その前にまず、前回の内容を軽くおさらいしておきたい。JAFの入会金は2000円で年会費は4000円だが、「ロードサービス」を1度でも利用すると簡単に元が取れる。「ロードサービス」の非会員の利用料金は、例えば「バッテリー上がり」が1万3130円、「パンク」が1万3330円、「キー閉じ込み」が1万5230円だが、会員ならこれらがすべて無料だからだ。
とはいえ、年間で1度も「ロードサービス」のお世話にならないこともあるだろう。となると入会金と年会費が無駄になる……。
かと思いきや、実はJAFに入会すると「ロードサービス」以外にも支払ったお金を取り戻せるサービスがさまざまあるのだ。それは「会員優待」だ。
優待は多岐にわたる。ジャンルで言うと、グルメ、ショッピング、温泉、道の駅、ガソリンスタンド等々があり、それぞれで利用可能な店舗にて割引き等のサービスを受けられる。
例えば、高速道路のSA・PAのレストランでコーヒーが無料になったり、道の駅で特産の豚肉が10%引きで買えたり、焼き肉のチェーン店で1回の食事あたり500円が割引かれたりする。金額的には大きくないものもあるが、こつこつ積み上げれば年間で大きな額にもなるはずだ。
逆に、割引き額が大きくなるものもある。例えばホテルの宿泊代が10%引きになるケースがあり、しかも会員を含む6名までが対象となることもある。宿泊料金と人数によっては、一撃で元が取れることもあるはずだ。
またパッケージツアーが国内、海外とも2~5%オフになるケースもある。しかも対象人数は4名までと複数である場合が多い。行き先と人数によってはこれもかなり大きな割引き額になるだろう。
これら以外にもさまざまな会員優待が用意されているので、まずは1度、会員優待の内容を知れる「JAFナビ」のページにて詳細を確認してみよう。ジャンルと地域、都道府県、市町村を絞り込めば身近で利用できるものがさまざま見つかる。自分のライフスタイルを鑑みて、使えそうな会員優待を発見できたら、JAFへの入会を考えて損はない。ぜひともチェックを。