マセラティは、同社独自のカスタマイズプログラム「マセラティ・フォーリセリエ」をテーマに、4月12日から14日まで幕張メッセで開催される「オートモビルカウンシル 2024」に出展する。
「フォーリセリエ」とはイタリア語で「特注品」を意味し、エクステリアカラーやシートの素材など、多様なオプションから選べるサービス。今回は、新型SUV『グレカーレ』と、特別カラーの第4世代『クアトロポルテ』の2台を展示する。
マセラティは、カスタマイズをブランドのDNAと位置づけ、2021年には専用のアトリエをイタリア・モデナに開設した。このフォーリセリエプログラムは、顧客の個性や情熱を車のカスタマイズを通じて表現するもので、全モデルで利用可能だ。
グレカーレは、3.0リットルV6ネットゥーノエンジンを搭載する最新SUVで、外装色にはヴェルデスメラルド、インテリアにはプレミアムレザーや3Dカーボンファイバートリムを採用。21インチのペガソスタッガードホイールが洗練された印象を与える。
一方、第4世代クアトロポルテは、マルチェッロ・ガンディーニのデザインによる4ドアスポーツサルーンで、1994年にトリノモータショーで発表された。今回展示される特別なクアトロポルテは、カタログにはない「ロッソインディアナポリス」のカラーを纏ったV6モデルで、フォーリセリエの原点を感じさせる一台だ。