今月末から始まる“ゴールデンウイーク”の前倒しではないだろうが、トヨタ自動車が、愛知県豊田市にある完成車工場の「堤工場」のうち、第1ラインの稼働停止を4月12日まで延長するという。
堤工場には2本の生産ラインがあり、稼働を止めているのは主力車種の『プリウス』『カローラ』を生産するラインだそうだ。
きょうの読売が経済面に「トヨタ堤工場稼働停止延長、12日まで」などと報じているが、この第1ラインは今月4日に稼働を止め、当初は5日後の9日までに再開のための工程確認作業を終える予定だったという。
また、休日明けの15日以降の稼働については「週末の12日に判断する」という。稼働停止の理由についてトヨタは「一部生産工程の確認作業のため」としているが、定期点検以外に生産ラインの停止が1週間以上に及ぶのは異例だ。
現時点では納車の遅れにどこまで影響するのかはわからないが、予約済みのユーザーなどは、この4月から放映中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公(猪爪寅子)が口癖の「はて?」というセリフを口に出しながら、ちゃんと停止延長の理由を知りたいことだろう。
2024年4月10日付
●トヨタ堤工場稼働停止延長、12日まで (読売・8面)
●最新モビリティーに注目、スシテック体験プログラム発表 (読売・23面)
●自動車型式不正夏めどに対策へ、国交省検討会初会合(毎日・4面)
●主張=ガソリン補助延長、対象絞った支援に転換を (産経・2面)
●円安「防衛ライン」152円水準、為替介入タイミング焦点 (産経・10面)
●グッドスピード、7億円赤字 (東京・6面)
●マイクロソフト、日本にデータセンター、4400億円投資 (日経・1面)
●米製EV優遇に抜け穴、外国製リース車にも補助、利用急増、バイデン氏の苦境映す (日経・2面)
●トヨタ、中国大手と車電池再利用 (日経・13面)