トヨタ自動車は4月17日、パリ2024オリンピック開幕100日前に合わせて、オウンドメディア『トヨタイムズ』から派生する形で、スポーツ専門の新メディア『トヨタイムズスポーツ』を立ち上げた。
トヨタはこれまで、国内外で活躍する多様な競技の選手たちを「トヨタアスリート」として支援してきた。新メディアは、これらの選手に関する情報を集約し、発信する。
トヨタのスポーツへの取り組みは、会社創業期から続いており、スポーツは従業員に力と勇気を与えてきたという。会長の豊田章男もスポーツの力を信じ、アスリート支援を続けている。東京2020オリンピック・パラリンピック期間中には、無観客の中でアスリートへの応援を届けるため、YouTubeで「トヨタイムズスポーツ」を生配信した。この番組名を継承し、新メディアが誕生した。
新メディアでは、メジャースポーツからマイナースポーツ、パラスポーツに至るまで、トヨタアスリートの情報を網羅的に扱う。アスリートの生の姿や言葉、鍛錬の様子、選手同士の交流など、独自のコンテンツを通じて、視聴者がアスリートやチームをより深く知り、応援することを目的としている。
トヨタアスリートには、強化運動部、個人アスリート、プロチーム、モータースポーツのドライバー、グローバルチームトヨタアスリート(GTTA)などが含まれる。最近の主な成績としては、硬式野球部の都市対抗野球優勝、女子ソフトボール部のJDリーグ優勝、陸上長距離部のニューイヤー駅伝優勝などが挙げられる。