新潟県三条市の日帰り温浴施設「八木ヶ鼻温泉 いい湯らてい」で7月7日、夏フェスが行われる。これに合わせ、トヨタ『スポーツ800』やフェラーリ『テスタロッサ』などの名車の展示やパレードが行われる。
三条市で旧車の「20世紀ミーティング」を行っている同実行委員会と、その母体となっている「KYOWAクラシックカー&ライフステーション」の協力。
2026年から27年頃に予定される国道289号の全線開通を見据え、地域振興・新潟創生の一助にとノスタルジックカーで華を添えようというイベント。
国道289号は新潟県新潟市を起点として福島県いわき市に至る総延長304kmの道路で、このうち新潟県三条市から福島県只見町に至る20km余りの県境部分は一般車両の通行不能区間となっており、困難さを込めて「八十里越え」と呼ばれてきた。
新潟側の玄関口に位置する同温泉で昨年、初めて夏フェスに旧車・名車の展示などを行い、予想を上回る賑わいとなった。
これを受けて今年は参加台数を増やし、約30台のエントリーとなった。トヨタ「スポーツ800」やフェラーリ「テスタロッサ」、日産『スカイライン』、トヨタ『セリカ』などの他に、BMW『R27』やメグロ『S-7』といったバイクも参加する。
各オーナーによる愛車自己紹介やエンジンを吹かすブリッピング実演なども行われる。また周辺のパレードも行われる。
フードマルシェも同時開催し、飲食ブースは10店舗を予定している。見学無料。