シンオーは7月23日、「海外を愛車で走りたい」という願いを叶える新サービスの提供を開始すると発表した。まずは、オーストラリアへの往復からスタートする。
2023年、日本からオーストラリアへ持ち込んだトヨタ『ランドクルーザー40』で、オーストラリア大陸での3か月間、延べ3万kmにも及ぶ冒険を成功させたシンオーは、新たな冒険の手引きとなる新しいサービスの開始を表明した。
シンオーは元々海外との輸出入を生業としており、今回オーストラリアを冒険したノウハウを活かし、愛車でオーストラリアを駆け巡ることを可能にした新サービスを提供する。このサービスは、個人では難しい海外への車両輸出入を代行するものだ。
サービスの対象は企業向けおよび個人向けの2通り。企業向けサービス第一弾として2024年12月の出発を予定しており、ある企業の福利厚生の一環として利用される予定だ。個人向けには2025年3月から募集を開始する予定で、その時の為替レートにより日本~オーストラリア往復の費用は200万円からとなる。費用には往復の船代や必要な申請・手続き一式が含まれるが、現地での旅費は含まれない。
また、国内においても、北海道エリアでの四駆のレンタルと各種アクティビティを組み合わせたアウトドアツアーサービスの実施を計画している。こちらは今冬または来春から募集開始予定で、新千歳空港から希少な新旧ランドクルーザーをはじめとした様々な四駆を選び、広大な北海道の自然をガイドと一緒に旅するものとなる。
国内外で楽しむ冒険旅行が少し身近になるサービスで、いずれも「サムライツアーズ(仮称)」として立ち上げる予定だ。